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- Why Not Transform Chat Large Language Models to Non-English? [57.2]
非英語データの不足は、非英語大言語モデル(LLM)の開発を制限する TransLLMは、転送問題を変換チェーン・オブ・シント(translation chain of-of- Thought)でいくつかの一般的なサブタスクに分割する。 本手法は,シングルターンデータのみを用いて,マルチターンベンチマークMT-benchにおいて,強いベースラインとChatGPTより優れる。
論文 参考訳(メタデータ) (Wed, 22 May 2024 18:53:25 GMT)
- LLMを他の言語に対応させる手法の提案。Target Language Pre-Training → Translation Pre-Training → Transfer Fine-Tuningという流れで翻訳をキーとしている。
- The Power of Question Translation Training in Multilingual Reasoning: Broadened Scope and Deepened Insights [108.4]
本稿では,大規模言語モデルの英語と非英語のパフォーマンスのギャップを埋めるための質問アライメント手法を提案する。 実験結果から,質問アライメント手法は多様な推論シナリオにおける多言語のパフォーマンス向上に有効であることが示唆された。 その成功のメカニズムを理解するために、表現空間、チェーン・オブ・シンク、翻訳データスケールを分析する。
論文 参考訳(メタデータ) (Thu, 02 May 2024 14:49:50 GMT)
- 多言語性能を上げるための2段階のアライメント手法( question alignment and response alignment)の提案。さらに「En-X translation training can implicitly bias LLM to generate non-English chain-of-thought and increase the question-response language consistency.」とのこと。分析や解釈も面白い。
- リポジトリはGitHub – NJUNLP/QAlign
- CrossIn: An Efficient Instruction Tuning Approach for Cross-Lingual Knowledge Alignment [38.4]
英語中心のモデルは、通常他の言語では準最適である。 そこで本研究では,言語間命令チューニングデータの混合合成を利用したCrossInという新しい手法を提案する。
論文 参考訳(メタデータ) (Thu, 18 Apr 2024 06:20:50 GMT)
- 多言語能力を上げるためのInstruction tuningアプローチ。「CrossIn: It comprises cross-lingual instruction tuning datasets, where instruction and output are featured in two different languages」「Trans: It consists of translation pairs for instructions.」を併用。後者の「We hypothesize that if the model concurrently learns these translation tasks, it could facilitate the transfer of knowledge between languages.」は興味深い仮説。評価データも構築している。
- Mistral等を使って提案手法の効果を検証。
- リポジトリはGitHub – Lingy12/CrossIn
- Multilingual Large Language Model: A Survey of Resources, Taxonomy and Frontiers [81.5]
本稿では,MLLM(Multilingual Large Language Model)文学における最近の進歩と新たなトレンドを要約する一貫した視点を提示する。 私たちの研究がコミュニティに迅速なアクセスを提供し、MLLMにおける画期的な研究を促進することを願っています。
論文 参考訳(メタデータ) (Sun, 07 Apr 2024 11:52:44 GMT)
- マルチリンガルLLMに対するサーベイ。アプローチも結果も様々でありがたいサーベイであり、かつ論文リストがプロジェクトサイトに整理して一覧化されているのもありがたい。
- プロジェクトサイトはMLLM (multilingual-llm.net)
- METAL: Towards Multilingual Meta-Evaluation [12.9]
本研究では,多言語シナリオにおいて,Large Language Models (LLMs) を評価対象としてエンド・ツー・エンド評価を行うためのフレームワークを提案する。 要約作業のための母国語話者判定を含む10言語を対象としたデータセットを作成する。 GPT-3.5-Turbo, GPT-4, PaLM2を用いたLCM評価器の性能の比較を行った。
論文 参考訳(メタデータ) (Tue, 02 Apr 2024 06:14:54 GMT)
- マルチリンガルなLLM評価フレームワークの提案、GPT-4はやはり優秀。だが「Finally, we analyze human and LLM reasoning and observe that LLMs often provide incorrect justifications for their scores, thus showing that more research is needed to be able to use LLM-based evaluators with confidence in the multilingual setting.」・・・。わりとよく言われていることではある・・・。
- リポジトリはhadarishav/METAL: Code and data repo for NAACL’24 findings paper “METAL: Towards Multilingual Meta Evaluation” (github.com)
- Language Imbalance Can Boost Cross-lingual Generalisation [57.3]
本研究では,言語間一般化の非直感的な新規ドライバである言語不均衡について検討する。 学習中に支配的な言語が存在することが、あまり頻度の低い言語の性能を高めることを観察する。 分析を実言語に拡張するにつれ、頻繁な言語は依然として恩恵を受けていますが、言語不均衡が言語間の一般化を引き起こすかどうかは決定的ではありません。
論文 参考訳(メタデータ) (Thu, 11 Apr 2024 17:58:05 GMT)
- 「In both settings, we find that, without vocabulary overlap, our models do not show strong cross-lingual generalisation when trained on a balanced language set.However, when training on an imbalanced mix of languages, we observe increased performance compared to monolingual settings.」という興味深い結果。クローン言語と実際の言語での差異を含めて面白い。
- リポジトリはantonschafer/xling-imbalance (github.com)
- On the Multilingual Ability of Decoder-based Pre-trained Language Models: Finding and Controlling Language-Specific Neurons [37.3]
多言語デコーダを用いた言語モデル(PLM)のニューロンレベルの内部挙動の解析 言語固有のニューロンは、言語間でわずかに重なり(5%)、ユニークであることを示す。 推論中に各モデルにおける全ニューロンの1%未満をタンパし、少数の言語特異的ニューロンとのタンパリングがテキスト生成におけるターゲット言語発生の確率を劇的に変化させることを実証した。
論文 参考訳(メタデータ) (Wed, 03 Apr 2024 03:37:22 GMT)
- PLMにおける多言語性の分析、「The experimental results demonstrate that language-specific neurons mainly exist in the first and last few layers, regardless of the language, model size, and model variants.」というFindingsはLanguage-Specific Neurons: The Key to Multilingual Capabilities in Large Language Models – arXiv最新論文の紹介 (devneko.jp)など他の結果と整合的であるように思える。Controlling Language-specific Neuronsでの「In other words, the desired language could be generated by intentionally igniting target neurons.」は面白い。
- EXAMS-V: A Multi-Discipline Multilingual Multimodal Exam Benchmark for Evaluating Vision Language Models [29.3]
EXAMS-Vは、視覚言語モデルを評価するための、新しい挑戦的なマルチディシプリルマルチモーダル多言語試験ベンチマークである。 自然科学、社会科学、その他の雑学を対象とする20の学派にまたがる20,932の質問からなる。 質問は7つの言語ファミリーから11の言語で行われます。
論文 参考訳(メタデータ) (Fri, 15 Mar 2024 15:08:39 GMT)
- MultimodalかつMultilingualなLLM評価用データセット。残念ながら日本語は入っていない。GPT-4はさすがに強く、Gemini Proが続く結果。GPT-4・Gemini ProともにOCR(Google Tesseract for OCR)+画像キャプション(GPT-4V)を併用してAugmented LLMとして問題を解かせた方が性能が良いというのは面白い。視点が違うcall数が増えているからだろうか。
- 日本語の試験のライセンスが気になるところで、可能ならこの手のデータセットに統合していきたい。。。
- リポジトリはGitHub – RocktimJyotiDas/EXAMS-V: A Multi-discipline Multilingual Multimodal Exam Benchmark