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- Direct speech-to-speech translation with discrete units [64.2]
本稿では、中間テキスト生成に頼ることなく、ある言語から別の言語に音声を変換する直接音声to音声翻訳(S2ST)モデルを提案する。 本稿では,ラベルなし音声コーパスから学習した自己教師付き離散表現の予測を提案する。 対象のテキスト書き起こしが利用可能となると、同一の推論パスで2つのモード出力(音声とテキスト)を同時に生成できる、共同音声認識とテキストトレーニングを備えたマルチタスク学習フレームワークを設計する。
論文 参考訳(メタデータ) (Mon, 12 Jul 2021 17:40:43 GMT)- 以前紹介したNiuTransと同様に直接的な音声翻訳の提案。Transformer型アーキテクチャ、self-supervised、マルチタスクを活用などこちらも様々なテクニックを活用している。(データがあれば)end to endでこの手のシステムが作れるかもしれないとは驚き。
- Long-Short Transformer: Efficient Transformers for Language and Vision [97.3]
Long-Short Transformer, Transformer-LSは、言語タスクと視覚タスクの両方に線形な複雑さを持つ長いシーケンスをモデリングするための効率的な自己アテンション機構である。 遠距離相関をモデル化するためのダイナミックプロジェクションと、局所相関を微細に捉えるための短期的注意を組み込んだ、新しい長距離の注意を集約する。 提案手法は,Long Range Arenaベンチマーク,自動回帰言語モデリング,イメージネット分類など,言語と視覚領域の複数のタスクにおける最先端モデルよりも優れている。
論文 参考訳(メタデータ) (Mon, 5 Jul 2021 18:00:14 GMT)- long rangeな相関、局所的な特徴の組み合わせによって性能を向上させたtransformer。言語(LRA benchmark)ではReformer, Linformer, Performer, Nyströmformerなど効率性を狙ったtransformer型モデルより高性能、言語モデル構築ではメモリ使用量が少なく高速に学習でき優れた性能。画像(imagenet)ではCvTやViLよりも本件機構を組み込んだものの方が高性能とのこと。
- The models and source code will be released soon.とのことでコード等も公開されるよう。
- DeepRapper: Neural Rap Generation with Rhyme and Rhythm Modeling [102.5]
ラップ生成におけるこれまでの研究は、韻律的な歌詞に重点を置いていたが、ラップ演奏に重要なリズムビートを無視していた。 本稿では,韻とリズムの両方をモデル化可能なトランスフォーマーベースのラップ生成システムであるDeepRapperを開発する。
論文 参考訳(メタデータ) (Mon, 5 Jul 2021 09:01:46 GMT)- Deep Learningでラップ生成、DeepRapperという面白い報告。
- 単純な歌詞生成ではなく rhyme and rhythm(韻とリズム)を考慮した生成が可能とのこと。
- AutoFormer: Searching Transformers for Visual Recognition [97.6]
本稿では,視覚トランスフォーマー検索専用のワンショットアーキテクチャ検索フレームワークであるAutoFormerを提案する。 AutoFormerは、スーパーネットトレーニング中に同じレイヤ内の異なるブロックの重みを絡み合わせる。 我々は、AutoFormer-tiny/small/baseが5.7M/22.9M/53.7Mパラメータを持つImageNetで74.7%/81.7%/82.4%のtop-1精度を達成したことを示す。
論文 参考訳(メタデータ) (Thu, 1 Jul 2021 17:59:30 GMT)- 画像を対象としたTransformerで効率的なアーキテクチャサーチを行うという論文。少ないパラメータで優れた性能を出せる。
- コード等はhttps://github.com/microsoft/automlから参照可能なるとのこと。
- Charformer: Fast Character Transformers via Gradient-based Subword Tokenization [50.2]
モデルの一部としてサブワードトークン化をエンドツーエンドに学習する新しいモデルを提案する。 文字から潜在単語表現を自動的に学習する,ソフトグラデーションベースのサブワードトークンモジュール(GBST)を導入する。 また、GBSTを統合し、バイトレベルで動作する深層トランスフォーマーモデルであるCharformerを紹介する。
論文 参考訳(メタデータ) (Wed, 23 Jun 2021 22:24:14 GMT)- GBST( Gradient-Based Subword Tokenization module)を提案、Transformerに統合してsub word化を行わず優れた性能を出したという報告。スピードも速い。
- 英語のタスクでは以前紹介したByT5と比べても優れており、マルチリンガルな設定では性能は同等で高速とのこと。後者で性能差が縮まるという結果も興味深い。
- How to train your ViT? Data, Augmentation, and Regularization in Vision Transformers [74.1]
ビジョントランスフォーマー(ViT)は、幅広いビジョンアプリケーションにおいて高い競争力を発揮することが示されている。 我々は,トレーニングデータの量,AugReg,モデルサイズ,計算予算の相互作用をよりよく理解するために,体系的な実証的研究を行う。 私たちは、パブリックなImageNet-21kデータセットでさまざまなサイズのViTモデルをトレーニングします。
論文 参考訳(メタデータ) (Fri, 18 Jun 2021 17:58:20 GMT)- 「We release more than 50’000 ViT models trained under diverse settings on various datasets.」と大規模なViTの検証。augmentationや regularizationの効果はデータセットの大きさによって変わる(状況によっては意味がない)など面白い結果。
- Scaling Vision Transformers [82.1]
本研究では,Vision Transformerがエラー率,データ,計算の関係をスケールし,特徴付ける方法について検討する。 我々は20億のパラメータを持つViTモデルをトレーニングし、ImageNetの90.45%のトップ-1の精度で新たな最先端技術を実現する。 このモデルは、例えば、ImageNetで84.86%のトップ-1の精度を達成し、1クラスにつき10のサンプルしか持たないような、数ショット学習でもうまく機能する。
論文 参考訳(メタデータ) (Tue, 8 Jun 2021 17:47:39 GMT)- 自然言語処理で効果的だった大規模化を画像で実施したもの。ImageNetでSOTAと効果があるよう。
- SAINT: Improved Neural Networks for Tabular Data via Row Attention and Contrastive Pre-Training [45.1]
タブラルデータは、機械学習の多くのハイインパクトな応用を支えている。 近年のディープラーニング手法は、一般的な技術と競合する性能を達成している。 提案手法であるSAINTは,行と列の双方に注意を向ける。
論文 参考訳(メタデータ) 参考訳(全文) (Wed, 2 Jun 2021 17:51:05 GMT)- テーブルデータに対してTransformerを用いるという論文。データセットによってはLightGBMやXGBoost、CatBoostといった勾配ブースティング系の手法よりも精度が高いとのこと。下記のTabTransformerもだが表形式データに対してもDeep Learning系のアプローチが有効な場合があるのは興味深い。Transformerが有用な構造なのか、データセットがフィットしているだけなのかは謎。
- 同論文ではMLPが有効な場合があったり、XGB, LGBで差がありすぎのように思えるデータセットがあったりする(ハイパーパラメータの問題?)ので、最終的にはいろいろ試してみる事は必要なんだろうと思う。
- TabTransformer: Tabular Data Modeling Using Contextual Embeddings [23.5]
教師付きおよび半教師付き学習のための新しい深層データモデリングアーキテクチャであるTabTransformerを提案する。 トランスフォーマー層はカテゴリの特徴の埋め込みをロバストなコンテキスト埋め込みに変換し、高い予測精度を達成する。 半教師付き環境では、データ駆動型コンテキスト埋め込みを学習するための教師なし事前学習手法を開発し、その結果、最先端の手法を平均2.1%のAUCリフトする。
論文 参考訳(メタデータ) 参考訳(全文) (Fri, 11 Dec 2020 23:31:23 GMT)
- Reinforcement Learning as One Big Sequence Modeling Problem [84.8]
強化学習(Reinforcement Learning, RL)は、通常、単一ステップポリシーや単一ステップモデルの推定に関係している。 我々は、RLをシーケンスモデリング問題とみなし、高い報酬のシーケンスにつながる一連のアクションを予測することを目標としている。
論文 参考訳(メタデータ) (Thu, 3 Jun 2021 17:58:51 GMT)- 強化学習を系列データのモデリング問題として扱うという論文。前回のものと同じ発想。前とは別グループっぽいので有用なアプローチなのかもしれない。
- Decision Transformer: Reinforcement Learning via Sequence Modeling [102.9]
本稿では,シーケンスモデリング問題として強化学習(RL)を抽象化するフレームワークを提案する。RLを条件付きシーケンスモデルとして扱うアーキテクチャであるDecision Transformerを提案する。 その単純さにもかかわらず、Decision Transformerは、Atari、OpenAI Gym、Key-to-Doorタスク上での最先端のオフラインRLベースラインのパフォーマンスと一致または超過する。
論文 参考訳(メタデータ) (Wed, 2 Jun 2021 17:53:39 GMT)- 強化学習のタスクを言語モデル風に解くという論文。性能が良く、強化学習の一部にTransformerを使うというアーキテクチャでもないのが驚き。MLPで良いのでは?という論文も出ているが、やはりTransformerは優れた構造なのかなと思う。