A Comprehensive Study of Knowledge Editing for Large Language Models

CALM: Composition to Augment Language Models

  • LLM Augmented LLMs: Expanding Capabilities through Composition [56.4]
    CALM — 言語モデルの拡張のための構成 — は、モデル間の相互アテンションを導入して、表現を構成し、新しい機能を有効にする。 低リソース言語で訓練されたより小さなモデルでPaLM2-Sを増強すると、英語への翻訳のようなタスクで最大13%の改善が達成される。 PaLM2-Sがコード固有モデルで拡張されると、コード生成や説明タスクのベースモデルよりも40%向上する。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Thu, 4 Jan 2024 18:53:01 GMT)
  • 2つのモデルを融合的に使ってタスクを解く手法の提案。小規模特化型のPLM+LLMで特化した領域の性能が向上する使い方を想定しているよう。「That is, CALM is especially useful in scenarios where proprietary data and knowledge is stored in parametric models. 」ということで非常に有用そう。
  • 実験はPaLM-XXSの特化版+PaLM2-Sで行われているが、今はスマホ用っぽいGemini Nanoのfine tune版(だったり個人スマホで個人向けに特化した版)+Gemini Ultraみたいな構成も想定しているんだろうか。

SHAI: A LARGE LANGUAGE MODEL FOR ASSET MANAGEMENT

  • Shai: A large language model for asset management [8.7]
    「シャイ」は資産管理産業向けに特別に設計された10Bレベルの大規模言語モデルである。 Shaiはドメインに関連するタスクのパフォーマンスを向上し、ベースラインモデルを上回っている。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Thu, 21 Dec 2023 05:08:57 GMT)
  • 資産管理特化型LLMの提案、14Bと小型ながら金融ドメインであればGPT-3.5以上、一部タスクではGPT-4を超えている。ドメイン特化型LLMの可能性を感じる内容。安全性についても評価されているのが興味深い(そして、Shaiのスコアは高い)。
  • また、「solely focusing on domain-specific training could result in catastrophic forgetting」「To mitigate this, we included a blend of generic content in our training data.」など参考になる。

Q-Align

  • Q-Align: Teaching LMMs for Visual Scoring via Discrete Text-Defined Levels [95.4]
    スコアの代わりにテキスト定義のレーティングレベルを持つ大規模マルチモーダリティモデル(LMM)を提案する。 提案したQ-Alignは、画像品質評価(IQA)、画像美学評価(IAA)、映像品質評価(VQA)タスクにおける最先端のパフォーマンスを達成する。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Thu, 28 Dec 2023 16:10:25 GMT)
  • 品質評価のためのLarge Multi-modality Model、Stage 1: Training Human Ratersから始まっているのが面白い。複数のvisual assessing taskにおいてSoTAを主張。
  • リポジトリはQ-Future/Q-Align: [IQA, IAA, VQA] All-in-one LMM/MLLM for visual scoring. (github.com)

Rethinking Tabular Data Understanding with Large Language Models

  • Rethinking Tabular Data Understanding with Large Language Models [39.4]
    本研究では,大規模言語モデル(LLM)のテーブル構造摂動に対する堅牢性について検討する。 我々は,同じ内容を示す表の構造的差異が,特に記号的推論タスクにおいて顕著な性能低下を示すことを示した。 テキストおよび記号的推論経路の集約は, 混合自己整合機構によって促進され, SOTA性能が73.6%向上し, WIKITABLEQUESTIONSの精度が向上した。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Wed, 27 Dec 2023 19:58:52 GMT)
  • 簡単そうで意外と難しいLLMでテーブルデータを扱うときのテクニックに関する報告。正規化過程では「‘row tables’ with headers in the first column」に変換するとのこと。こちらの形式のほうが処理しやすいのは納得感がある。加えてAppendicesがとても良い。

YAYI 2

  • YAYI 2: Multilingual Open-Source Large Language Models [53.9]
    我々は,300億のパラメータを持つベースモデルとチャットモデルを含むYAYI 2を提案する。 YAYI 2は、トレーニング済みのデータ処理パイプラインによってフィルタされた2.65兆のトークンを含む多言語コーパス上で、スクラッチから事前トレーニングされる。 ベースモデルは、数百万の指示による教師付き微調整と、人間のフィードバックからの強化学習によって、人間の価値と整合する。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Fri, 22 Dec 2023 17:34:47 GMT)
  • 多言語対応かつ高性能なLLM YAYI2の論文。YAYI2 30Bは5 shotのMMLUでScore=80.5と高い。学習データのクレンジングからpre train, SFT, RLHFと構築過程も非常に参考になる。
  • リポジトリはYAYI2/README_EN.md at main · wenge-research/YAYI2 (github.com、コードはOSSのようだがweightは別途ライセンスが定められている点に注意。
  • YAYI-UIE: A Chat-Enhanced Instruction Tuning Framework for Universal Information Extraction [21.0]
    ユニバーサル情報抽出(YAYI-UIE)のためのエンドツーエンドのチャット強化指導フレームワークを提案する。 具体的には,対話データと情報抽出データを用いて,情報抽出性能を協調的に向上する。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Sun, 24 Dec 2023 21:33:03 GMT)
  • 関連してuniversal information extraction taskへのチューニング手法、
  • リポジトリはYAYI-UIE/README_EN.md at main · wenge-research/YAYI-UIE (github.com)

Retrieval-Augmented Generation for Large Language Models: A Survey 

  • Retrieval-Augmented Generation for Large Language Models: A Survey [12.6]
    Retrieval-Augmented Generation (RAG)は、大きな言語モデルで質問に答える前に、外部知識ベースから関連する情報を検索することを指す。 情報源を引用することで、ユーザーは回答の正確さを確認し、モデルの出力に対する信頼を高めることができる。 本稿では,大規模言語モデルの時代におけるRAGの開発パラダイムについて概説する。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Mon, 18 Dec 2023 07:47:33 GMT)
  • 応用例が増加しているRAGのサーベイ
  • リポジトリはTongji-KGLLM/RAG-Survey (github.com)、論文へのリンク集も有用

Gemini: A Family of Highly Capable Multimodal Models 

  • Gemini: A Family of Highly Capable Multimodal Models [517.1]
    マルチモーダルモデルの新たなファミリーであるGeminiは、画像、オーディオ、ビデオ、テキスト理解にまたがる優れた機能を示している。 ファミリーはUltra、Pro、Nanoサイズで構成されており、複雑な推論タスクからオンデバイスメモリに制約のあるユースケースまで幅広い用途に適している。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Tue, 19 Dec 2023 02:39:27 GMT)
  • Gemini – arXiv最新論文の紹介 (devneko.jp) の論文、arXiv版。改めて驚きの著者数。

ReST meets ReAct

  • ReST meets ReAct: Self-Improvement for Multi-Step Reasoning LLM Agent [50.5]
    外部知識に基づいて推論と行動を行うReAct-style LLMエージェントを開発した。 エージェントをReSTライクな手法で改良し,従来の軌道上で反復的に訓練する。 引き起こされた大きなモデルから始まり、アルゴリズムのたった2イテレーションの後に、微調整された小さなモデルを生成することができる。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Fri, 15 Dec 2023 18:20:15 GMT)
  •  Reinforced Self-Training (ReST) を適用したReAct-style LLM agentの提案。ReAct的な動くで作ったtrajectoryのうち良いものを使ってfull fine-tuningとかなりの計算量が必要そうな手法。 少ない回数のイテレーションで良い性能を出せるとのこと。
  • 「employing growing-batch reinforcement learning with AI feedback for continuous self-improvement and self-distillation.」とあるが、自分で学んでいけるAIがてきつつあるんじゃないかという気もする。

Using Large Language Models for Hyperparameter Optimization

  • Using Large Language Models for Hyperparameter Optimization [31.5]
    本稿では,高パラメータ最適化(HPO)において,基礎的大言語モデル(LLM)を用いて決定を行う。 実験的な評価により,LLMは従来のHPO法と同等あるいは同等に動作可能であることが示された。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Thu, 7 Dec 2023 18:46:50 GMT)
  • LLMを用いたハイパーパラメータのチューニング、「LLMs provide useful feedback for the error messages, which is infeasible with traditional approaches. 」というのはLLMの利点(直後に「However, this can suffer from the challenges that affect current language models, such as hallucinations」ともあるが。。。)。