大規模言語モデルと遺伝的プログラミング

  • Evolution through Large Models [15.0]
    • コードを生成するために訓練された大言語モデル(LLM)は、遺伝的プログラミング(GP)プログラムに適用された突然変異演算子の有効性を大幅に改善することができる。 大型モデル(ELM)による進化の広大さを強調するため、ELMとMAP-Elitesを組み合わせたメイン実験では、動作補助ロボットを出力するPythonプログラムの数十万の関数例が生成される。 トレーニングデータがこれまで利用できなかったドメインにおいて、特定のコンテキストに対して適切なアーティファクトを出力できる新しいモデルをブートストラップする機能には、オープンディペンデンス、ディープラーニング、強化学習といった意味がある。
    • 論文  参考訳(メタデータ)   (Fri, 17 Jun 2022 17:07:04 GMT)
      • 遺伝的プログラミングに大規模言語モデルを組み合わせる(Evolution through Large Models)ことで大規模言語モデルが想定しないような事例にも対応可能なコードを生成することが可能とのこと。
      • 論文にもあるようにLLMを使っていれば突然変異の範囲が限定され、より良いものが得られる可能性が高まるように思う。非常に興味深い。

Parti: Pathways Autoregressive Text-to-Image

  • Scaling Autoregressive Models for Content-Rich Text-to-Image Generation [95.0]
    Partiは、テキスト・ツー・イメージ生成をシーケンス・ツー・シーケンス・モデリング問題として扱う。 PartiはTransformerベースの画像トークンライザViT-VQGANを使用して、画像を離散トークンのシーケンスとしてエンコードする。 PartiPrompts (P2)は1600以上の英語のプロンプトの総合的なベンチマークである。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Wed, 22 Jun 2022 01:11:29 GMT)
    • DALL-E2やImagenなど画像生成系モデルの進化が速い。Partiもきわめて強力な画像生成モデルであり、作例が凄い。加えてモデルサイズを変えた比較が非常に参考になり、350Mパラメータと20Bパラメータではクオリティが異なることが分かる。
    • プロジェクトサイトはParti: Pathways Autoregressive Text-to-Image Model (research.google)
      • 「we have decided not to release our Parti models, code, or data for public use without further safeguards in place.」とのこと。クローズドな方針は議論を呼びそう。(とはいえ、公開されたからといって計算リソース的に再現は容易ではないが…)