- PreAct: Predicting Future in ReAct Enhances Agent’s Planning Ability [24.2]
これは$textbfpre$dictionと$textbfrea$soningと$textbfact$ionを統合したエージェントフレームワークです。 実験の結果,PreActは複雑なタスクを遂行する上でReActのアプローチよりも優れており,Reflexion法と組み合わせることでPreActを併用できることがわかった。
論文 参考訳(メタデータ) (Sun, 18 Feb 2024 10:15:38 GMT) - 名前の通りReActの改善提案、 予測を作成し実績の違いから計画を修正させる、ようにActionとObservationにPredictを追加。ベンチマークで効果を確認とのこと。
- リポジトリはFu-Dayuan/PreAct (github.com)
タグ: Autonomous Agent
Formal-LLMとStructured Chain-of-Thought Prompting
- Formal-LLM: Integrating Formal Language and Natural Language for Controllable LLM-based Agents [42.4]
大規模言語モデル(LLM)により、AIエージェントは複雑なタスクを解決するためのマルチステッププランを自動的に生成し実行することができる。 しかし、現在のLLMベースのエージェントは、しばしば無効または実行不可能な計画を生成する。 本稿では,自然言語の表現性と形式言語の精度を統合することで,LLMをベースとしたエージェントのための新しいフォーマルLLM’フレームワークを提案する。
論文 参考訳(メタデータ) (Sun, 4 Feb 2024 22:16:48 GMT) - LLMを用いたAIエージェントと形式言語の融合。「another important problem to explore in the future is LLM plan verification based on formal language.」と書かれている通り形式検証に持ち込めると面白いと思う。
- リポジトリはagiresearch/Formal-LLM: Formal-LLM: Integrating Formal Language and Natural Language for Controllable LLM-based Agents (github.com)
- Structured Chain-of-Thought Prompting for Few-Shot Generation of Content-Grounded QA Conversations [13.1]
本稿では,構造化チェーン・オブ・シークレット (SCoT) を用いて,コンテントグラウンドによる質問応答会話を生成する手法を提案する。 実験の結果,SCoTによる幻覚の緩和は,文書の接地に対するエージェント忠実度を最大16.8%向上させることがわかった。
論文 参考訳(メタデータ) (Mon, 19 Feb 2024 01:49:53 GMT) - 「At the core of our proposal is a structured breakdown of the complex task into a number of states in a state machine, so that actions corresponding to various subtasks, e g , content reading and utterance generation, can be executed in their own dedicated states.」
- 上記FormalLLMと組み合わさらないかなと思わなくもない。
GLAN: Generalized Instruction Tuning
- Synthetic Data (Almost) from Scratch: Generalized Instruction Tuning for Language Models [153.1]
GLAN(Generalized Instruction Tuning)は,Large Language Models(LLM)の汎用的かつスケーラブルなチューニング手法である。 GLANは、人間の知識と能力の事前分類を入力として利用し、あらゆる分野にわたる大規模な合成指導データを生成する。 サイラバスの全クラスセッションで詳述された、きめ細かい重要な概念により、私たちは、人間の知識とスキルの全範囲にわたって幅広い範囲をカバーする多様な命令を生成できる。
論文 参考訳(メタデータ) (Tue, 20 Feb 2024 15:00:35 GMT) - 大規模なinstruction data をLLM自身に合成させる研究。Self-InstrctやEovlve-Instructとは異なり、元データを必要としない。Mistral-7Bをベースとして複数のタスクで既存の結果を上回る。感覚的にはstudent modelを訓練する蒸留にちかいんやろうか。データを作る側を何らかの形で上回れたら面白いが。。
- リポジトリはAdvancing AI for humanity | Foundation of AI (thegenerality.com)
What if LLMs Have Different World Views: Simulating Alien Civilizations with LLM-based Agents
- What if LLMs Have Different World Views: Simulating Alien Civilizations with LLM-based Agents [41.7]
コスモアジェント(CosmoAgent)は、人類と地球外文明の複雑な相互作用をシミュレートする人工知能の枠組みである。 目標は、善意の文明を脅かす可能性のあるリスクを考慮しつつ、平和的な共存の実現可能性を評価することである。 この興味深い研究分野のさらなる学術的な調査を可能にするために、コードとデータセットをリリースしました。
論文 参考訳(メタデータ) (Tue, 20 Feb 2024 17:49:46 GMT) - 人類と地球外文明とのコミュニケーションをシミュレーションする環境の提案。論文読んでいても思ったが「Our research faces limitations, including an Earth-centric bias in LLMs that may not capture the full range of alien ethics and decision-making.」はそうだろうと思いつつ、Earth-centric biasはなかなか見ないワード。
- リポジトリはhttps://github.com/agiresearch/AlienAgentとのことだが現時点では404
Intention-in-Interaction (IN3)とMistral Interact: ユーザに意図を尋ねるAgent
- Tell Me More! Towards Implicit User Intention Understanding of Language Model Driven Agents [110.3]
現在の言語モデル駆動エージェントは、しばしば効果的なユーザ参加のメカニズムを欠いている。 Intention-in-Interaction (IN3) は明示的なクエリを通してユーザの暗黙の意図を検査するための新しいベンチマークである。 私たちは、タスクの曖昧さを積極的に評価し、ユーザの意図を問う強力なモデルであるMistral-Interactを経験的に訓練し、それらを実行可能な目標へと洗練させます。
論文 参考訳(メタデータ) (Thu, 15 Feb 2024 09:59:52 GMT) - ユーザに意図を問う能力を測るベンチマークの提案と、それを解くモデルの開発。GPT-4はそもそもがかなり強力だが、SFTしたMistral-7Bで迫れるというのは興味深い(full-parameter fine-tuning of Mistral-7B on two 80GB A800s、かかった時間は4.5時間とのこと)
- リポジトリはHBX-hbx/Mistral-Interact: Repo for paper “Tell Me More! Towards Implicit User Intention Understanding of Language Model Driven Agents” (github.com)
OS-COPILOT/FRIDAY (Fully Responsive Intelligence, Devoted to Assisting You)とUFO(UI-Focused)
コンピュータ操作を含むエージェントに関する論文が2つ出ていた。LLMを用いた自律エージェント系の研究が非常に盛ん。
- OS-Copilot: Towards Generalist Computer Agents with Self-Improvement [48.3]
オペレーティングシステム(OS)の包括的要素と対話可能な汎用エージェントを構築するためのフレームワークであるOS-Copilotを紹介する。 我々はOS-Copilotを使って、汎用コンピュータタスクを自動化する自己改善型実施エージェントであるFRIDAYを開発した。 一般的なAIアシスタントのベンチマークであるGAIAでは、FRIDAYが従来の手法を35%上回り、以前のタスクから蓄積したスキルを通じて、目に見えないアプリケーションへの強力な一般化を示している。
論文 参考訳(メタデータ) (Mon, 12 Feb 2024 07:29:22 GMT) - OS操作のためのフレームワークと自己改善型エージェントFRIDAYの提案。GAIA: A Benchmark for General AI Assistants – arXiv最新論文の紹介 (devneko.jp)のスコアはGPT-4 PluginsやAuto GPT-4を大きく上回る。
- リポジトリはOS-Copilot: Towards Generalist Computer Agents with Self-Improvement
- UFO: A UI-Focused Agent for Windows OS Interaction [42.0]
われわれは,Windows OS上のアプリケーションに適したユーザ要求を満たす,革新的なUIフォーカスエージェントであるUFOを紹介した。 UFOはデュアルエージェントフレームワークを使用して、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)を注意深く観察し、分析し、Windowsアプリケーションの情報を制御する。 我々は9つの人気のあるWindowsアプリケーションでUFOのテストを行い、ユーザの日々の使用を反映したさまざまなシナリオを網羅した。
論文 参考訳(メタデータ) (Thu, 8 Feb 2024 15:40:35 GMT) - Microsoftによるエージェント。GPT-Visionを活用する方式。
- リポジトリはmicrosoft/UFO: A UI-Focused Agent for Windows OS Interaction. (github.com)
Understanding the planning of LLM agents: A survey
- Understanding the planning of LLM agents: A survey [98.8]
本調査では, LLMをベースとしたエージェント計画の体系的考察を行い, 計画能力の向上を目的とした最近の成果について報告する。 各方向について総合的な分析を行い、研究分野におけるさらなる課題について論じる。
論文 参考訳(メタデータ) (Mon, 5 Feb 2024 04:25:24 GMT) - 最近よく見るLLMを利用した自律エージェントのうち計画に関するサーベイ。さらにTask Decomposition, Plan Selection, External Module, Reflection, Memoryに細分化して整理している。実質7ページとよくまとまっているサーベイ。
AgentBoard
- AgentBoard: An Analytical Evaluation Board of Multi-turn LLM Agents [77.0]
大きな言語モデル(LLM)を評価することは、その能力を理解し、実践的なアプリケーションへの統合を促進するために不可欠である。 本稿では,LLMエージェントの分析的評価に適したオープンソース評価フレームワークであるAgentBoardを紹介する。
論文 参考訳(メタデータ) (Wed, 24 Jan 2024 01:51:00 GMT) - LLMエージェントの分析的評価のためのフレームワーク
- 対象タスクは9つ。Embodied AI / AlfWorld, ScienceWorld, BabyAI、Game / Jericho, PDDL、Web / WebShop, WebArena、Tool / Tool-Query, Tool-Operation。論文で比べられているものの中ではGPT-4の性能が圧倒的。
- リポジトリはhkust-nlp/AgentBoard: An Analytical Evaluation Board of Multi-turn LLM Agents (github.com)、リーダーボードはResult | AgentBoard: An Analytical Evaluation Board of Multi-Turn LLM Agents (hkust-nlp.github.io)
UltraTool
- Planning, Creation, Usage: Benchmarking LLMs for Comprehensive Tool Utilization in Real-World Complex Scenarios [96.0]
UltraToolは、ツール利用におけるLarge Language Modelsの能力を改善し評価するために設計された、新しいベンチマークである。 現実の複雑さを強調し、効果的な問題解決のために正確で多段階の計画を必要とする。 以前の作業とは異なり、計画中に事前に定義されたツールセットの制限を取り除く。
論文 参考訳(メタデータ) (Tue, 30 Jan 2024 16:52:56 GMT) - ツールの利用計画や実行などエージェント的動作のためのツール利用ベンチマーク。Tool Creationが入っているのが特徴的に思える。
- 現状のベンチマーク結果はさすがのGPT-4という感じではあるが、各モデルに得意不得意があるように見えるのが興味深い。
- リポジトリはJoeYing1019/UltraTool: Planning, Creation, Usage: Benchmarking LLMs for Comprehensive Tool Utilization in Real-World Complex Scenarios (github.com)
Can Large Language Models be Trusted for Evaluation? Scalable Meta-Evaluation of LLMs as Evaluators via Agent Debate
- Can Large Language Models be Trusted for Evaluation? Scalable Meta-Evaluation of LLMs as Evaluators via Agent Debate [74.1]
エージェント・ディベート支援型メタ評価フレームワークであるScaleEvalを提案する。 フレームワークのコードをGitHubで公開しています。
論文 参考訳(メタデータ) (Tue, 30 Jan 2024 07:03:32 GMT) - 評価のためにLLMエージェントを多数使い、かつ、人間の評価を取り入れるフレームワークの提案。GPT-4が一強という時代は終わりつつあり、このようなフレームワークでないと正しい性能評価が難しくなってきているのだろうと思う。
- リポジトリはGAIR-NLP/scaleeval: Scalable Meta-Evaluation of LLMs as Evaluators (github.com)