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- SFT Memorizes, RL Generalizes: A Comparative Study of Foundation Model Post-training [127.5]
ファウンデーションモデルでは、教師付き微調整(SFT)と強化学習(RL)がポストトレーニング技術として広く使われている。 本稿では,一般化と記憶におけるSFTとRLの違いについて検討する。 RLは、特に結果に基づく報酬で訓練された場合、ルールベースのテキストと視覚的バリエーションの両方で一般化されることを示す。
論文 参考訳(メタデータ) (Tue, 28 Jan 2025 18:59:44 GMT)
- まさに今知りたい情報という感じの論文、「Through extensive experiments on the GeneralPoints and V-IRL tasks, we demonstrated that RL exhibits superior performance in learning generalizable knowledge, while SFT tends to merely memorize the training data, across both the rule and visual variations.」とのこと。
- 上記に加え、「SFT is necessary for RL training when the backbone model does not follow instructions.」はとても興味深い。基礎性能によって効果的なトレーニング方針が異なるというのは他の事例でもよく見られる印象があり(直感的にもそうだろうとも思い)、このあたりは重要なノウハウでありそう。
- プロジェクトサイトはSFT Memorizes, RL Generalizes
- Knowledge Injection via Prompt Distillation [48.7]
本稿では,新しい知識を学習するための新しい微調整手法を提案し,RAGの性能に到達できることを示す。 提案手法は, 急速蒸留と呼ばれる自己蒸留法に基づいている。
論文 参考訳(メタデータ) (Thu, 19 Dec 2024 15:44:01 GMT)
- LLMにない知識を用いる場合はRAGを利用することが多いが、それと同様の性能を発揮できるfine tuning手法、 prompt distillation の提案。RAGと組み合わせることも可能とのこと。
- Predicting Emergent Capabilities by Finetuning [99.0]
微調整された言語モデルでは,出現頻度の低いモデルに展開するスケーリングのポイントをシフトできることがわかった。 提案手法は4つの標準NLPベンチマークを用いて検証する。 いくつかのケースでは、最大4倍の計算でトレーニングされたモデルが出現したかどうかを正確に予測できる。
論文 参考訳(メタデータ) (Mon, 25 Nov 2024 01:48:09 GMT)
- 「we found that our specific emergence prediction approach (e g , emergence law) can accurately predict the point of emergence up to 4x the FLOPS in advance, representing meaningful progress on the challenging unsolved problem of emergence prediction.」とのこと。
- fine tuningでどこまでいけるか?を知りたい状況は多いので有用な研究(だが、現時点で実用的かはやや疑問)
- LoRA vs Full Fine-tuning: An Illusion of Equivalence [76.1]
本研究では, 異なる微調整法が, スペクトル特性のレンズを用いてモデルの重み行列を解析することにより, 事前学習モデルを変化させる方法について検討した。 単一値分解が全く異なる構造を持つ全微調整およびLoRA収量行列が得られた。 イントルーダ次元がLoRAの微調整モデルになぜ現れるのか、なぜそれらが望ましくないのか、そしてどのようにしてその効果を最小化できるかを検討することで結論を下す。
論文 参考訳(メタデータ) (Mon, 28 Oct 2024 17:14:01 GMT)
- LoRAで得られたWeightとファインチューニングで得られたWeightの差異を分析、「More specifically, we first show that the weight matrices trained with LoRA have new, high-ranking singular vectors, which we call intruder dimensions. Intruder dimensions do not appear during full fine-tuning. Second, we show that LoRA models with intruder dimensions, despite achieving similar performance to full fine-tuning on the target task, become worse models of the pre-training distribution and adapt less robustly to multiple tasks sequentially. :とのこと。
- 興味深い性質であると思うのと、頑健性を評価するのは大変なので問題が見過ごされやすそうなのが若干怖い。
- Empirical Insights on Fine-Tuning Large Language Models for Question-Answering [50.1]
大規模言語モデル(LLM)は、大量のデータセットの事前トレーニングを通じて、広範囲な世界の知識を符号化する。 我々は,事前学習したLLMが記憶する知識の量に基づいて,教師付き微調整(SFT)データを分類した。 実験の結果,SFTの段階では60個のデータポイントが事前学習中に符号化された知識を活性化することができ,LLMがQAタスクを実行できることがわかった。
論文 参考訳(メタデータ) (Tue, 24 Sep 2024 07:38:38 GMT)
- 「To our surprise, we find that the fine-tuned model neither forgets the relationship among the other classes nor degrades the features to recognize these classes.」、「What really hurts the accuracy is the discrepant logit scales between the fine-tuning classes and the other classes, implying that a simple post-processing calibration would bring back the pre-trained model’s capability and at the same time unveil the feature improvement over all classes.」という指摘。
- リポジトリはGitHub – OSU-MLB/Fine-Tuning-Is-Fine-If-Calibrated
- The representation landscape of few-shot learning and fine-tuning in large language models [43.8]
In-context Learning (ICL) と supervised Fine-tuning (SFT) は、現代の大規模言語モデル (LLM) の性能向上のための2つの一般的な戦略である。 この2つの事例において,隠れた表現の確率的景観を解析した。 ICLとSFTは、どちらもネットワークの中央で急激な遷移を行う場合において、非常に異なる内部構造を生成する。
論文 参考訳(メタデータ) (Thu, 5 Sep 2024 16:15:12 GMT)
- ICLとSFTの動作の差の分析、「we compare how LLMs solve the same question-answering task, finding that ICL and SFT create very different internal structures, in both cases undergoing a sharp transition in the middle of the network.」とのことで挙動がかなり異なるよう。
- Parameter-Efficient Fine-Tuning for Large Models: A Comprehensive Survey [57.5]
Efficient Fine-Tuning (PEFT) は、様々な下流タスクに対して大きなモデルを効率的に適応することで、実用的なソリューションを提供する。 PEFTは、事前訓練された大規模モデルのパラメータを調整して特定のタスクに適応させ、追加のパラメータや計算リソースの数を最小限にするプロセスを指す。 この調査は、PEFTアルゴリズムとそのシステム実装の両方を理解することを目的とした研究者にとって必須のリソースであり、最近の進歩と実用化に関する詳細な知見を提供する。
論文 参考訳(メタデータ) (Thu, 21 Mar 2024 17:55:50 GMT)
- PEFTのサーベイ
- 非常に多くの研究成果が出ている領域であり、ほんとうにありがたい
- Tuning Language Models by Proxy [117.1]
プロキシチューニングは、ブラックボックスLM上で動作する軽量な復号時間アルゴリズムである。 我々の研究は、小さく調整されたLMを使用して、大規模で潜在的にプロプライエタリなLMを効率的にカスタマイズする可能性を実証している。
論文 参考訳(メタデータ) (Tue, 16 Jan 2024 18:49:55 GMT)
- (チューニングした)小規模LMを用いて大規模LMのチューニングを行えるという報告。untunedなモデルとtunedなモデルの差を見るアプローチ。「when we apply proxy-tuning to LLAMA2-70B using proxies of only 7B size, we can close 88% of the gap between LLAMA2-70B and its truly-tuned CHAT version」とのこと。
- 「proxy-tuning addresses an important issue about how to efficiently adapt proprietary models to diverse use cases.」とある通りビジネスでのユースケースは多そう。
- Think and Retrieval: A Hypothesis Knowledge Graph Enhanced Medical Large Language Models [21.2]
我々は、検索補助生成(RAG)とファインチューニング(FT)の2つの戦略に焦点を当てる。 本稿では,医療用LLMの強化に知識グラフを活用した仮説知識グラフ拡張(HyKGE)フレームワークを提案する。
論文 参考訳(メタデータ) (Tue, 26 Dec 2023 04:49:56 GMT)
- LLM + Knowledge GraphなRAGの提案。
- When Do Prompting and Prefix-Tuning Work? A Theory of Capabilities and Limitations [105.6]
コンテキストベースのファインチューニングメソッドは、パラメータのごく一部でフルファインチューニングのパフォーマンスにマッチすることが多いため、人気を集めている。 連続埋め込み空間は離散トークン空間よりも表現力が高いにもかかわらず、ソフトプロンプティングとプレフィックスチューニングは完全な微調整よりも厳密に表現力に乏しいことを示す。
論文 参考訳(メタデータ) (Mon, 30 Oct 2023 16:19:34 GMT)
- in-context learning, soft prompting, prefix tuningといったテクニックの限界(LLM内のスキルは引き出せるが新たなアテンションパターンが必要なタスクには対応できない)を示した論文、「it appears to be still strictly less expressive than full fine-tuning.」というのはそうなんだろうけど、実用的には本当かと思わなくもない挙動を観測したりもする。LLM内のデータが想像以上に多様なんだろうと思う。
- 「This paper formally showed that fine-tuning techniques working in embedding space, such as soft prompting and prefix-tuning, are strictly more expressive than prompting which operates in the discrete token space.」も面白い。