SEMQA: Semi-Extractive Multi-Source Question Answering

ExpertQA

  • ExpertQA: Expert-Curated Questions and Attributed Answers [54.8]
    本稿では,いくつかのシステムから得られる様々な事実と帰属の軸を解析する評価研究について述べる。 まず、32分野にわたる484人の被験者から専門家による質問を収集し、同じ専門家に自身の質問に対する回答を評価する。 また、専門家に言語モデルによる回答の修正を依頼し、32分野にわたる2177の質問からなる高品質の長文QAデータセットであるExpertQAを導いた。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Thu, 14 Sep 2023 16:54:34 GMT)
  • 高品質な長文QAデータセットの提案。「EXPERTQA contains 2177 informationseeking questions formulated by experts spanning 32 fields, as well as expert-verified, model-generated answers to these questions.」と非常に構築の手間がかかったデータセットになっている。論文に書かれたFindingsが非常に興味深い。
  • リポジトリはGitHub – chaitanyamalaviya/ExpertQA: [Data + code] ExpertQA : Expert-Curated Questions and Attributed Answers

FunQA, Movie101

  • FunQA: Towards Surprising Video Comprehension [34.3]
    本稿では,楽しみビデオに基づく動画推論の深度評価と深度向上を目的としたデータセットFunQAを紹介する。 FunQAはHumorQA、CreativeQA、MagicQAの3種類の驚くべきビデオをカバーしている。 各サブセットに対して、直感的正当性、詳細な映像記述、反直感性に関する推論におけるモデルの能力を評価するために設計された厳密なQAタスクを確立する。 FunQAベンチマークは4.3Kのビデオクリップから派生した312Kの無料テキストQAペアで構成され、合計24時間に及ぶ。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Mon, 26 Jun 2023 17:59:55 GMT)
  • ビデオへのQAデータセット。QAテキスト自体は問題ないと思うが、ビデオ部分は著作権的に大丈夫なんだろうか?(不明点が多いのでリポジトリへのリンクは貼っていない)
  • Movie101: A New Movie Understanding Benchmark [47.2]
    大規模な中国の映画ベンチマーク「Movie101」を構築した。 映画ナレーション評価のためのMNScore(Movie Narration Score)と呼ばれる新しい指標を提案する。 両タスクにおいて,提案手法は外部知識をうまく活用し,慎重に設計したベースラインよりも優れた性能を発揮する。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Tue, 27 Jun 2023 11:42:44 GMT)
  • こちらはナレーション作成のタスクを対象とした映画のデータセット
  • 同じく著作権的な疑問点があるためリンクは貼っていない

この手のタスクは重要であり今後有望な分野なのだろうと思うが、既存の映像を使うのはリスクが高い気がする。研究用に頑張って映像から作るしかないのではないかと思わなくはない。

Doc2SoarGraph

  • Doc2SoarGraph: Discrete Reasoning over Visually-Rich Table-Text Documents with Semantic-Oriented Hierarchical Graphs [73.3]
    視覚的にリッチなテーブルテキスト文書に答えるTAT-DQAを提案する。 具体的には、離散推論機能を強化した新しいDoc2SoarGraphフレームワークを提案する。 我々は,TAT-DQAデータセットに関する広範な実験を行い,提案したフレームワークは,テストセット上でのエクサクティマッチ(EM)とF1スコアでそれぞれ17.73%,F1スコアで16.91%の最高のベースラインモデルを上回る結果を得た。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Thu, 4 May 2023 10:02:39 GMT)
  • 報告書のようなドキュメントに対するテーブルを含むQA、いろいろ盛り込まれているものの実務的にはよくある問題。階層型のグラフ構造を用いており凄いパイプライン構成。

Evaluation of ChatGPT as a Question Answering System for Answering Complex Questions

  • Evaluation of ChatGPT as a Question Answering System for Answering Complex Questions [27.3]
    ChatGPTは強力な大規模言語モデル(LLM)であり、自然言語理解において顕著な進歩を遂げている。 本稿では,質問応答システム(QAS)としてのChatGPTの性能を,独自の知識を用いて評価するフレームワークを提案する。 提案手法を用いて,8つの実世界のKBベースのCQAデータセットに対して,ChatGPTの性能評価を行う。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Tue, 14 Mar 2023 15:46:28 GMT)
  • QAデータを用いたChatGPT(+GPT-3.5)の検証
  • データセットによって得意不得意があるようだが、ものによってはChatGPTがfine tunedなモデルを上回りSoTAという衝撃的な結果。
  • 問題種別や言語種別ごとのスコアも書かれていて「However, the low score obtained in the Chinese test has puzzled us, and we cannot determine whether the cause of this situation is due to “insufficient Chinese resources” or “low resource quality.”」との指摘がある。RLHFの影響なんだろうか・・・?

Cross-Lingual Question Answering over Knowledge Base as Reading Comprehension 

  • Cross-Lingual Question Answering over Knowledge Base as Reading Comprehension [61.1]
    知識ベース(xKBQA)に対する言語間質問応答は、提供された知識ベースとは異なる言語での質問に答えることを目的としている。 xKBQAが直面する大きな課題の1つは、データアノテーションのコストが高いことである。 読解パラダイムにおけるxKBQAの新しいアプローチを提案する。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Sun, 26 Feb 2023 05:52:52 GMT)
  • xKBQAを解く際にナレッジベースからサブグラフを抽出、そこから自然言語のテキストを生成し、PLM-based xMRC モデルを用いて回答を得るというアプローチの提案(?)
  • 構造化データを非構造化データにしてしまっている気がするが解釈はあっているだろうか・・・?(それでも大規模PLMの恩恵を受けた方が性能が高まるという事?)
  • リポジトリはGitHub – luciusssss/xkbqa-as-mrc: Cross-Lingual Question Answering over Knowledge Base as Reading Comprehension, Findings of EACL 2023

PrimeQA

  • PrimeQA: The Prime Repository for State-of-the-Art Multilingual Question Answering Research and Development [24.0]
    PRIMEQAは、QAの再調査を民主化し、最先端(SOTA)QAメソッドの複製を容易にすることを目的とした、ワンストップのQAレポジトリである。 検索や読解といったコアQA機能と,質問生成などの補助機能をサポートする。 フロントエンドアプリケーションの構築、pub-licベンチマーク上のSOTAメソッドの複製、既存のメソッドの拡張など、さまざまなユースケースのためのエンドツーエンドツールキットとして設計されている。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Wed, 25 Jan 2023 15:48:03 GMT)
  • Question Answeringに関するオープンなリポジトリ&フレームワーク
  • QAを対象にしたもの(かつここまで整理されたもの)はあまりなさそうな気がする
  • リポジトリはPrimeQA · GitHub、HuggingFaceにフレームワークで使えるモデルも公開されているPrimeQA (PrimeQA) (huggingface.co)

MAQA: A Multimodal QA Benchmark for Negation

  • MAQA: A Multimodal QA Benchmark for Negation [12.1]
    マルチモーダル学習は、事前学習された大規模言語モデル(LLM)の表現力の恩恵を受けることができる 本稿では,AudioSetのラベル付き音楽ビデオから適応したマルチモーダル質問応答(QA)ベンチマークを提案する。 モデルサイズに関わらず,マルチモーダル変圧器の標準的な微調整手法では,否定を正しく解釈することができないことを示す。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Mon, 9 Jan 2023 10:11:23 GMT)
  • 現状のモデルが苦手とする否定表現に対応するためのタスク拡張手法の提案。テンプレートベースのタスク拡張に比べてPaLMを利用した場合のほうが性能が良く、大規模言語モデルを併用した戦略は良く機能するよう。
  • 構築したデータセットは公開予定とのこと

HybridQAのサーベイ

  • A Survey on Table-and-Text HybridQA: Concepts, Methods, Challenges and Future Directions [46.1]
    表とテキストのハイブリッドな質問応答 (HybridQA) は、金融分野や科学分野に広く採用されているNLPタスクである。 本稿では,現在のHybridQAベンチマークと手法を要約し,課題と今後の方向性について分析する。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Tue, 27 Dec 2022 12:34:57 GMT)
  • 表+テキストを対象とした質問応答タスクのサーベイ
  • 実用性が高いがまだまだ簡単ではないタスク

Large Language Models Encode Clinical Knowledge 

  • Large Language Models Encode Clinical Knowledge [21.6]
    大規模言語モデル(LLM)は、自然言語の理解と生成において印象的な能力を示している。 本稿では, 現実性, 正確性, 潜在的害, バイアスを含む複数の軸に沿ったモデル回答の人為的評価のための枠組みを提案する。 本研究は,モデル尺度とインストラクション・インシデント・チューニングにより,理解,知識の想起,医学的推論が向上することを示す。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Mon, 26 Dec 2022 14:28:24 GMT)
  • FLAN-PaLM+様々なテクニックおよびFLAN-PaLM+instruction prompt tuningで構築したMed-PaLMにより様々な医療分野のベンチマークでSoTA
  • 人間(医者)には及んでいないものの試験合格水準にあるように見え、衝撃的な結果…