A Survey on Data-Centric AI: Tabular Learning from Reinforcement Learning and Generative AI Perspective 

  • A Survey on Data-Centric AI: Tabular Learning from Reinforcement Learning and Generative AI Perspective [23.3]
    タブラルデータ(Tabular data)は、バイオインフォマティクス、医療、マーケティングなど、さまざまな領域で広く使われているデータフォーマットの1つである。 本調査では,データ空間を精製するための基本技術として,強化学習(RL)と特徴選択と特徴生成のための生成的アプローチについて検討する。 我々は,既存の課題を要約し,今後の研究の方向性について論じ,この分野の継続的なイノベーションを促進する洞察を提供することを目的とする。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Wed, 12 Feb 2025 22:34:50 GMT)
  • 「Tabular data-centric AI is evolving with RL-based optimization and generative modeling playing a key role in feature engineering.」とのこと。現状でも重要性が下がっていないテーブルデータに対してRL系の最適化や生成AI活用などをサーベイした論文。

不均衡データに対するサーベイも出ていた。こちらも過去から重要な視点。

  • A Comprehensive Survey on Imbalanced Data Learning [45.3]
    不均衡なデータは、さまざまな種類の生データに広まっており、機械学習のパフォーマンスを妨げる。 本調査は,様々な実世界のデータ形式を体系的に分析する。 さまざまなデータフォーマットに関する既存の研究は、データ再バランス、特徴表現、トレーニング戦略、アンサンブル学習の4つのカテゴリにまとめられている。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Thu, 13 Feb 2025 04:53:17 GMT)

Teaching Language Models to Critique via Reinforcement Learning 

  • Teaching Language Models to Critique via Reinforcement Learning [59.4]
    我々は、CTRLでトレーニングされた批評家が、パスレートを大幅に向上し、ベースモデルとより強力なジェネレータモデルの両方でエラーを軽減することを示した。 また、これらの批判モデルが正確な生成報酬モデルとして機能し、反復的批評・修正によるテストタイムスケーリングを可能にすることを示す。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Wed, 05 Feb 2025 02:18:46 GMT)
  • 「two-stage training approach: (1) synthesizing high-quality critiques by reasoning about execution feedback, then (2) refining the critic through reinforcement learning.」という2ステージ構成、強化学習(GRPO)を活用したcriticモデルの構築。
  • プロジェクトサイトはCTRL: Critic Training via Reinforcement Learning

SFT Memorizes, RL Generalizes: A Comparative Study of Foundation Model Post-training

  • SFT Memorizes, RL Generalizes: A Comparative Study of Foundation Model Post-training [127.5]
    ファウンデーションモデルでは、教師付き微調整(SFT)と強化学習(RL)がポストトレーニング技術として広く使われている。 本稿では,一般化と記憶におけるSFTとRLの違いについて検討する。 RLは、特に結果に基づく報酬で訓練された場合、ルールベースのテキストと視覚的バリエーションの両方で一般化されることを示す。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Tue, 28 Jan 2025 18:59:44 GMT)
  • まさに今知りたい情報という感じの論文、「Through extensive experiments on the GeneralPoints and V-IRL tasks, we demonstrated that RL exhibits superior performance in learning generalizable knowledge, while SFT tends to merely memorize the training data, across both the rule and visual variations.」とのこと。
  • 上記に加え、「SFT is necessary for RL training when the backbone model does not follow instructions.」はとても興味深い。基礎性能によって効果的なトレーニング方針が異なるというのは他の事例でもよく見られる印象があり(直感的にもそうだろうとも思い)、このあたりは重要なノウハウでありそう。
  • プロジェクトサイトはSFT Memorizes, RL Generalizes

Deepseek R1、Sky-T1、TinyZero、Kimi k1.5

先週も大きなニュースが多かった。特にDeepSeek R1は非常に高い性能のLarge Reasoning Modelであり、しかも、オープンなモデルであることが衝撃的だった。Deepseek R1 Zeroは強化学習によって性能を上げていることも特徴的である。Kimi k1.5も近い発想で構築されたモデルで強化学習の有効性を示しているように見える。

DeepSeek R1の過程で構築したデータを用いQwenやLlamaを強化したモデルも大きく性能を上げているのが驚き。蒸留が許可されているライセンスであり、合成データを構築する元モデルとしても有力そう。

o1ライクなオープンモデルとしてはSky-T1: Train your own O1 preview model within $450GitHub – Jiayi-Pan/TinyZeroXユーザーのJiayi Panさん: 「We reproduced DeepSeek R1-Zero in the CountDown game, and it just works Through RL, the 3B base LM develops self-verification and search abilities all on its own You can experience the Ahah moment yourself for < $30 Code: https://t.co/B2IsN1PrXV Here’s what we learned 🧵 https://t.co/43BVYMmS8X」 / X)も興味深い。

それ以外にもOpenAI Operator(Introducing Operator research preview | OpenAI)はGUIエージェントの萌芽を感じさせる。

オープンモデルの盛り上がりの中、OpenAIがLLMコアだけではなく周辺領域に手を出そうとしているようにも見えて面白い。

  • DeepSeek-R1: Incentivizing Reasoning Capability in LLMs via Reinforcement Learning [147.2]
    第一世代の推論モデルであるDeepSeek-R1-ZeroとDeepSeek-R1を紹介します。 DeepSeek-R1-Zeroは大規模な強化学習を通じて訓練されている。 DeepSeek-R1は、RLの前にマルチステージトレーニングとコールドスタートデータを組み込んでいる。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Wed, 22 Jan 2025 15:19:35 GMT)
  • Kimi k1.5: Scaling Reinforcement Learning with LLMs [84.2]
    我々は、強化学習で訓練された最新のマルチモーダル言語モデル、Kimi k1.5の訓練実践について報告する。 長いコンテキストスケーリングと改善されたポリシー最適化手法が、我々のアプローチの鍵となる要素である。 本システムは,複数のベンチマークやモダリティに対して,最先端の推論性能を実現する。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Wed, 22 Jan 2025 02:48:14 GMT)

LLMs Are In-Context Reinforcement Learners

  • LLMs Are In-Context Reinforcement Learners [30.2]
    大規模言語モデル(LLM)は、コンテキスト内教師あり学習(ICL)を通じて新しいタスクを学習することができる。 この研究は、この能力が文脈内強化学習(ICRL)にまで拡張されるかどうかを研究する。 本稿では、テスト時間計算の増加と計算バウンド近似により、この欠陥に対処するアルゴリズムを提案する。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Mon, 07 Oct 2024 17:45:00 GMT)
  • 「ICRL is a natural combination of ICL and reinforcement learning (RL).Instead of constructing the LLM context from supervised input-output pairs, the LLM context is constructed using triplets consisting of input, model output prediction, and the corresponding rewards.」というスタイルのインコンテキスト強化学習の提案。ナイーブな実装がうまくいかないのが興味深い。「Its poor performance is due to its incapacity to explore the output space.」とのこと。
  • プロジェクトサイトはLLMs Are In-Context Reinforcement Learners (lil-lab.github.io)

Strategist: Learning Strategic Skills by LLMs via Bi-Level Tree Search

  • Strategist: Learning Strategic Skills by LLMs via Bi-Level Tree Search [32.7]
    本手法はモンテカルロ木探索とLLMに基づく反射による自己再生シミュレーションにより品質フィードバックを収集する。 本手法は,従来の強化学習手法よりも優れた性能でエージェントを訓練する上で有効であることを示す。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Tue, 20 Aug 2024 08:22:04 GMT)
  • 「 (1) reflection and idea generation step and (2) the strategy improvement step」を繰り返しながら自己改善していく手法の提案。有効そう。
  • リポジトリはStrategist: Learning Strategic Skills by LLMs via Bi-Level Tree Search (llm-strategist.github.io)

Arena Learning: Build Data Flywheel for LLMs Post-training via Simulated Chatbot Arena

  • Arena Learning: Build Data Flywheel for LLMs Post-training via Simulated Chatbot Arena [126.7]
    AI駆動のアノテーションを使ってアリーナの戦いをシミュレートするために設計された、革新的なオフライン戦略であるArena Learningを紹介します。 Arena Learningは、オフラインシミュレーションとオンラインコンペティションの正確な評価と一貫性を保証する。 ターゲットモデルであるWizardLM-$beta$をトレーニングするためにArena Learningを適用し、大幅なパフォーマンス向上を示します。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Mon, 15 Jul 2024 11:26:07 GMT)
  • ChatBot Arenaの評価を再現する環境をAIで実現、「This paper introduces Arena Learning, a simulated offline chatbot arena that utilizes AI LLMs to bypass the manual and time-intensive cost typically associated with preparing the arena battle data, while preserving the core advantages of the arena-based evaluation and training.」、「Furthermore, the model trained iteratively on synthetic data generated by Arena Learning exhibits significant performance improvements using various training strategies.」とのこと。
  • 自己改善、合成データ活用の文脈でも非常に興味深い。
  • AgentInstruct: Toward Generative Teaching with Agentic Flows [12.2]
    我々は、ポストトレーニングに合成データを使うこと、特に、他のモデルに新しいスキルや振る舞いを教えるために、強力なモデルでデータを作成することに重点を置いている。 本稿では,多種多様な高品質な合成データを自動生成するエージェントフレームワークであるAgentInstructを紹介する。 テキスト編集,創造的執筆,ツール使用,コーディング,理解の理解など,さまざまなスキルを学習するための,2500万対のポストトレーニングデータセットを作成することで,AgentInstructの有用性を実証する。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Wed, 03 Jul 2024 21:01:12 GMT)
  • 上記とは異なりAgenticなデータ合成アプローチも有望。

Easy-to-Hard Generalization: Scalable Alignment Beyond Human Supervision

  • Easy-to-Hard Generalization: Scalable Alignment Beyond Human Supervision [99.0]
    現在のAIアライメント手法は、人間が提供する実演や判断に依存している。 彼らの能力が人間のレベルを超えたとき、システムを改善するにはどうすればよいのか?
    論文  参考訳(メタデータ)   (Thu, 14 Mar 2024 15:12:38 GMT)
  • The Unreasonable Effectiveness of Easy Training Data for Hard Tasks – arXiv最新論文の紹介 (devneko.jp)でも取り上げられていた話だが、PRMs(process reward models)やOPRMs(Outcome & Process Reward Model)を用いるとさらに有効とのこと。
  • AGIやASIという話を聞くにこのような手法の重要性が高まっているように思う(一方で結論にある「This approach presents a promising direction for developing AI systems capable of surpassing human problem-solving capabilities」のように人間がEasy側に位置づけられるのは複雑な思いもある)
  • リポジトリはEdward-Sun/easy-to-hard (github.com)

XRL-Bench 

  • XRL-Bench: A Benchmark for Evaluating and Comparing Explainable Reinforcement Learning Techniques [36.3]
    強化学習(Reinforcement Learning, RL)は、様々な分野において大きな可能性を証明しているが、その意思決定プロセスを理解することは、現在進行中の課題である。 本稿では, 説明可能なAI(XAI)のサブフィールドである説明可能なRL(XRL)について述べる。 我々の焦点は状態記述技術であり、XRL法における重要な部分集合であり、エージェントの行動にいつでも影響を及ぼす要因を明らかにすることである。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Tue, 20 Feb 2024 03:20:37 GMT)
  • 説明可能な強化学習のためのベンチマーク
  • リポジトリはfuxiAIlab/xrl-bench (github.com)

強化学習と拡散モデル