SHAI: A LARGE LANGUAGE MODEL FOR ASSET MANAGEMENT

  • Shai: A large language model for asset management [8.7]
    「シャイ」は資産管理産業向けに特別に設計された10Bレベルの大規模言語モデルである。 Shaiはドメインに関連するタスクのパフォーマンスを向上し、ベースラインモデルを上回っている。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Thu, 21 Dec 2023 05:08:57 GMT)
  • 資産管理特化型LLMの提案、14Bと小型ながら金融ドメインであればGPT-3.5以上、一部タスクではGPT-4を超えている。ドメイン特化型LLMの可能性を感じる内容。安全性についても評価されているのが興味深い(そして、Shaiのスコアは高い)。
  • また、「solely focusing on domain-specific training could result in catastrophic forgetting」「To mitigate this, we included a blend of generic content in our training data.」など参考になる。

SimulateBench

  • How Far Are We from Believable AI Agents? A Framework for Evaluating the Believability of Human Behavior Simulation [49.2]
    我々は,AIエージェントの信頼性を評価するための2つの指標,一貫性と堅牢性,およびベンチマークであるSimulateBenchを紹介する。 エージェント (i) が長文入力を提示した場合の文字情報の正確な描写に苦慮していること, (ii) プロファイルの摂動に対する脆弱性を示すこと, (iii) 全体としての信頼性に影響を及ぼす重要な要因に大きく影響していること,などが判明した。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Thu, 28 Dec 2023 16:51:11 GMT)
  • AIエージェントの一貫性(Consistency )と頑健性(Robustness )を計測するベンチマークの提案。一貫性、がん形成の定義は「Consistency measures whether the LLMs’ generated human behavior accurately depicts the identity information; Robustness measures whether the generated human behavior will be influenced by the perturbation in the profile.」とのこと
  • リポジトリはhttps://github.com/GAIR-NLP/GPTMan

Q-Align

  • Q-Align: Teaching LMMs for Visual Scoring via Discrete Text-Defined Levels [95.4]
    スコアの代わりにテキスト定義のレーティングレベルを持つ大規模マルチモーダリティモデル(LMM)を提案する。 提案したQ-Alignは、画像品質評価(IQA)、画像美学評価(IAA)、映像品質評価(VQA)タスクにおける最先端のパフォーマンスを達成する。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Thu, 28 Dec 2023 16:10:25 GMT)
  • 品質評価のためのLarge Multi-modality Model、Stage 1: Training Human Ratersから始まっているのが面白い。複数のvisual assessing taskにおいてSoTAを主張。
  • リポジトリはQ-Future/Q-Align: [IQA, IAA, VQA] All-in-one LMM/MLLM for visual scoring. (github.com)

T-Eval

  • T-Eval: Evaluating the Tool Utilization Capability Step by Step [69.6]
    大規模言語モデル (LLM) は様々なNLPタスクにおいて顕著な性能を達成した。 LLMのツール活用能力の評価と分析方法はまだ未検討である。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Thu, 21 Dec 2023 17:02:06 GMT)
  • LLMによるツール活用能力のベンチマーク、INSTRUCT、PLAN、 REASON、 RETRIEVE、 UNDERSTAND、REVIEWを測る構成。GPT-4がさすがのスコアだが、性能には結構なムラがあるよう。GPT-4のREVIEW能力の高さが気になるところ。
  • リポジトリはGitHub – open-compass/T-Eval: T-Eval: Evaluating Your LLMs on Tool Utilization Step by Step

Rethinking Tabular Data Understanding with Large Language Models

  • Rethinking Tabular Data Understanding with Large Language Models [39.4]
    本研究では,大規模言語モデル(LLM)のテーブル構造摂動に対する堅牢性について検討する。 我々は,同じ内容を示す表の構造的差異が,特に記号的推論タスクにおいて顕著な性能低下を示すことを示した。 テキストおよび記号的推論経路の集約は, 混合自己整合機構によって促進され, SOTA性能が73.6%向上し, WIKITABLEQUESTIONSの精度が向上した。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Wed, 27 Dec 2023 19:58:52 GMT)
  • 簡単そうで意外と難しいLLMでテーブルデータを扱うときのテクニックに関する報告。正規化過程では「‘row tables’ with headers in the first column」に変換するとのこと。こちらの形式のほうが処理しやすいのは納得感がある。加えてAppendicesがとても良い。

MoTCoder: Modular-of-Thought Coder

ReMaKE: Retrieval-augmented Multilingual Knowledge Editor

  • Retrieval-augmented Multilingual Knowledge Editing [81.7]
    LLM(Large Language Models)で表される知識は、しばしば誤りであり、時間とともに時代遅れになる可能性がある。 知識編集(KE)は、新しい知識を注入するための効果的で経済的な代替手段として発展してきた。 本稿では,LLMの新たな知識を更新するためにRetrieval-augmented Multilingual Knowledge Editor (ReMaKE)を提案する。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Wed, 20 Dec 2023 14:08:58 GMT)
  • マルチリンガルな知識編集手法の提案
  • リポジトリはGitHub – Vicky-Wil/ReMaKEGitHub – zjunlp/EasyEdit: An Easy-to-use Knowledge Editing Framework for LLMs.を内部的に利用しているよう。

NoMIRACL: Knowing When You Don’t Know for Robust Multilingual Retrieval-Augmented Generation

  • NoMIRACL: Knowing When You Don’t Know for Robust Multilingual Retrieval-Augmented Generation [92.5]
    Retrieval-augmented Generation (RAG) は、外部の知識ソースを活用して、事実の幻覚を減らすことで、大きな言語モデル(LLM)を出力する。 NoMIRACLは18言語にまたがるRAGにおけるLDM堅牢性を評価するための人為的アノテーション付きデータセットである。 評価の結果,GPT-4はフランス語や英語などの高リソース言語で頻繁に幻覚を呈することがわかった。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Mon, 18 Dec 2023 17:18:04 GMT)
  • RAGにおける頑健性のマルチリンガルなベンチマーク。 hallucination rateとerror rateがメトリクス。GPT-4のbase lineがあるが「GPT-4 achieves a high 33.2% hallucination rate on the non-relevant subset and 14.9% error rate on the relevant NoMIRACL split, highlighting that GPT-4 finds it challenging to dismiss non-relevant passages over relevant passages in first-stage retrieved information.」と十分とは言えなさそうな結果。日本語はhallucination rateが高くerror rateが低い結果となっている。
  • リポジトリはproject-miracl/nomiracl: A multilingual dataset to evaluate LLM robustness in RAG setup against first-stage retrieval errors on 18 languages. (github.com)

From Google Gemini to OpenAI Q* (Q-Star): A Survey of Reshaping the Generative Artificial Intelligence (AI) Research Landscape

  • From Google Gemini to OpenAI Q* (Q-Star): A Survey of Reshaping the Generative Artificial Intelligence (AI) Research Landscape [5.9]
    生成人工知能(AI)の現状と今後の動向について批判的考察 GoogleのGeminiや、予想されるOpenAI Q*プロジェクトといったイノベーションが、さまざまなドメインにわたる研究の優先順位とアプリケーションをどう変えているのかを調査した。 この研究は、倫理的および人間中心の手法をAI開発に取り入れることの重要性を強調し、社会規範と福祉の整合性を確保した。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Mon, 18 Dec 2023 01:11:39 GMT)
  • 生成AIに関するサーベイで歴史を振り返るのに参考になる。刺激的な内容も含まれるがほんまかいなと思わなくもない。

YAYI 2

  • YAYI 2: Multilingual Open-Source Large Language Models [53.9]
    我々は,300億のパラメータを持つベースモデルとチャットモデルを含むYAYI 2を提案する。 YAYI 2は、トレーニング済みのデータ処理パイプラインによってフィルタされた2.65兆のトークンを含む多言語コーパス上で、スクラッチから事前トレーニングされる。 ベースモデルは、数百万の指示による教師付き微調整と、人間のフィードバックからの強化学習によって、人間の価値と整合する。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Fri, 22 Dec 2023 17:34:47 GMT)
  • 多言語対応かつ高性能なLLM YAYI2の論文。YAYI2 30Bは5 shotのMMLUでScore=80.5と高い。学習データのクレンジングからpre train, SFT, RLHFと構築過程も非常に参考になる。
  • リポジトリはYAYI2/README_EN.md at main · wenge-research/YAYI2 (github.com、コードはOSSのようだがweightは別途ライセンスが定められている点に注意。
  • YAYI-UIE: A Chat-Enhanced Instruction Tuning Framework for Universal Information Extraction [21.0]
    ユニバーサル情報抽出(YAYI-UIE)のためのエンドツーエンドのチャット強化指導フレームワークを提案する。 具体的には,対話データと情報抽出データを用いて,情報抽出性能を協調的に向上する。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Sun, 24 Dec 2023 21:33:03 GMT)
  • 関連してuniversal information extraction taskへのチューニング手法、
  • リポジトリはYAYI-UIE/README_EN.md at main · wenge-research/YAYI-UIE (github.com)