- DeepStack: Deeply Stacking Visual Tokens is Surprisingly Simple and Effective for LMMs [137.9]
ほとんどの大きなマルチモーダルモデル(LMM)は、大きな言語モデル(LLM)の第1層にシーケンスとして視覚トークンを供給することによって実装される。 本稿では,LMMのための新しいアーキテクチャであるDeepStackについて述べる。LMMの言語層とビジョントランスフォーマーの$N$レイヤを考慮すると,視覚トークンを$N$グループに積み上げ,各グループを下位から上位までの整列トランスフォーマー層に供給する。 驚くべきことに、この単純な手法は、レイヤ間の視覚トークン間の相互作用をモデル化するLMMのパワーを、最小限のコストで大幅に向上させる。
論文 参考訳(メタデータ) (Thu, 06 Jun 2024 17:59:34 GMT) - Vision-Languageの構成で単純に第一層にVisionのデータを投入するのではなく、複数の層に情報を供給することで性能が高くなるとのこと。レイヤごとに解像度を変える戦略。TextVQA, DocVQA, InfoVQAでLLaVA 1.5を改善。
- リポジトリはDeepStack (deepstack-vl.github.io)
タグ: MLLM
LLMs Meet Multimodal Generation and Editing: A Survey
- LLMs Meet Multimodal Generation and Editing: A Survey [89.8]
本調査では,画像,ビデオ,3D,オーディオなど,さまざまな領域にわたるマルチモーダル生成について詳しく検討する。 具体的には,本研究で活用されている手法とマルチモーダルデータセットの背景にある重要な技術要素を網羅的に検討する。 最後に、AIの安全性の進歩について包括的に議論し、新興のアプリケーションと今後の展望について調査する。
論文 参考訳(メタデータ) (Wed, 29 May 2024 17:59:20 GMT) - 実用レベルのものが出ているマルチモーダルな生成に関するサーベイ。マルチモーダルエージェントまで含む広範な内容になっている。
- 論文リストはリポジトリになっている GitHub – YingqingHe/Awesome-LLMs-meet-Multimodal-Generation: 🔥🔥🔥 A curated list of papers on LLMs-based multimodal generation (image, video, 3D and audio).
An Introduction to Vision-Language Modeling
- An Introduction to Vision-Language Modeling [128.6]
視覚言語モデル(VLM)の応用は、我々の技術との関係に大きな影響を与えるだろう。 VLMとは何か、どのように動作するのか、どのようにトレーニングするかを紹介します。 本研究は,主に画像から言語へのマッピングに焦点を当てるが,ビデオへのVLMの拡張についても論じる。
論文 参考訳(メタデータ) (Mon, 27 May 2024 15:01:23 GMT) - VLMのサーベイ、であり、教科書的な内容
Video-MME: The First-Ever Comprehensive Evaluation Benchmark of Multi-modal LLMs in Video Analysis
- Video-MME: The First-Ever Comprehensive Evaluation Benchmark of Multi-modal LLMs in Video Analysis [118.1]
Video-MMEは、ビデオ解析におけるMLLMの完全なマルチモード評価ベンチマークである。 我々は,GPT-4シリーズやGemini 1.5 Pro,オープンソース画像モデルなど,最先端のMLLMを幅広く評価した。 我々の実験によると、Gemini 1.5 Proは最も優れた商用モデルであり、オープンソースモデルよりも大幅に優れています。
論文 参考訳(メタデータ) (Fri, 31 May 2024 17:59:47 GMT) - ビデオ解析を対象としたベンチマーク。900個、256時間の動画に対して2.7KのQAを人がのテーションしている。ドメインも様々(GitHub – BradyFU/Video-MME: ✨✨Video-MME: The First-Ever Comprehensive Evaluation Benchmark of Multi-modal LLMs in Video Analysis)。
- 現時点のベンチマーク結果はGemini Proがもっともよく、Gemini Flash、GPT-4o、GPT-4Vが続いている。APIによって使えるデータ種類が異なるなど前提を合わせるのが難しい点に注意が必要。例えば「Since the video interface of GPT-4o has not been released yet, we sample 10 frames and evaluate the model using multiple images as input.」という注釈がある。
- リポジトリはVideo-MME: Welcome
ProtT3: Protein-to-Text Generation for Text-based Protein Understanding
- ProtT3: Protein-to-Text Generation for Text-based Protein Understanding [88.4]
言語モデル(LM)は、タンパク質のテキスト記述を理解するのに優れている。 タンパク質言語モデル(PLM)は、タンパク質データを理解し、高品質な表現に変換するが、テキストを処理するのに苦労する。 ProtT3は、テキストベースのタンパク質理解のための、タンパク質からテキストへの生成のためのフレームワークである。
論文 参考訳(メタデータ) (Tue, 21 May 2024 08:06:13 GMT) - Protein Language ModelとLLMの組み合わせ。珍しい(?)マルチモーダル。LLMにはFugu-MT 論文翻訳(概要): Galactica: A Large Language Model for Science (fugumt.com)を使い検証、効果を確認している。
- リポジトリはGitHub – acharkq/ProtT3: Source code for ACL 2024 paper: “ProtT3: Protein-to-Text Generation for Text-based Protein Understanding”
GPT-4o, Gemini Flash, Falcon-2
先週は大きな発表の多い週で、対応するモダリティが多く・性能が高く・推論速度が速く・安いGPT-4oの発表、扱えるコンテキスト長が長いGemini、非常に低価格で性能の良いGemini Flashの発表が大きなニュースだった。
Hello GPT-4o | OpenAI
Google Gemini updates: Flash 1.5, Gemma 2 and Project Astra (blog.google)
Gemini Flash – Google DeepMind
全体的に正統な進化をしているとの印象ではあるが、OpenAIが圧倒的性能を持った時代が終わりつつあるのかなという印象がある(GPT-5の発表によって覆される可能性はあるが・・・)
気になっているのはコンテキスト キャッシュ ガイド | Google AI for Developers | Google for Developersの実装で、中身がSSM&状態を保存するようなものだと革新的(そうじゃないと思うけど)。そうでなくともRAGを終わらせる可能性のある機能として興味深い。
公開モデルとしてはFalcon 2が発表されたのも大きなニュースだった。多言語で選択肢が増えるのはありがたい。
Falcon 2: UAE’s Technology Innovation Institute Releases New AI Model Series, Outperforming Meta’s New Llama 3 | Technology Innovation Institute (tii.ae)
tiiuae/falcon-11B · Hugging Face
Many-Shot In-Context Learning in Multimodal Foundation Models
- Many-Shot In-Context Learning in Multimodal Foundation Models [4.8]
マルチモーダルファンデーションモデルの性能を,少数ショットから多ショットICLまで評価した。 マルチショットICLは、全データセットにわたる少数ショット(100例)のICLと比較して、大幅に改善される。 ゼロショットとマルチショットのICLでは,最大50のクエリでパフォーマンスが向上することを示す。
論文 参考訳(メタデータ) (Thu, 16 May 2024 04:02:43 GMT) - MLLMの評価、評価対象にGPT-4oが入っているのが驚き、対応が速い。全般的にMany shotには効果があるよう。GPT-4oとGemini Proの比較ではGPT-4oが優位でないタスクも多い。また、ManyShotでの特性もかなり異なるようにみえるのが興味深い。
- リポジトリはGitHub – stanfordmlgroup/ManyICL
Auto-Encoding Morph-Tokens for Multimodal LLM
- Auto-Encoding Morph-Tokens for Multimodal LLM [151.3]
そこで本稿では,MLLMにテキスト生成を指示する視覚的プロンプトとして機能する。 実験により、Morph-Tokensはマルチモーダル理解と生成を同時に行うための新しいSOTAを実現できることが示された。
論文 参考訳(メタデータ) (Fri, 03 May 2024 08:43:06 GMT) - Morph-Tokensと呼ぶVisionモデルからのトークンから派生した特殊なトークンを用いたMLLMの提案。
- リポジトリはGitHub – DCDmllm/MorphTokens
Hallucination of Multimodal Large Language Models: A Survey
- Hallucination of Multimodal Large Language Models: A Survey [40.7]
マルチモーダル大規模言語モデル(MLLM)は,多モーダルタスクにおいて顕著な進歩と顕著な能力を示した。 これらの有望な発展にもかかわらず、MLLMは視覚的内容と矛盾する出力をしばしば生成する。 本調査は,MLLMにおける幻覚の理解を深め,この分野のさらなる進歩を促すことを目的としている。
論文 参考訳(メタデータ) (Mon, 29 Apr 2024 17:59:41 GMT) - マルチモーダルなLLMを対象としたハルシネーションのサーベイ、最新動向を整理するのに有用。
- 論文リポジトリもある GitHub – showlab/Awesome-MLLM-Hallucination: 📖 A curated list of resources dedicated to hallucination of multimodal large language models (MLLM).
Cantor: Inspiring Multimodal Chain-of-Thought of MLLM
- Cantor: Inspiring Multimodal Chain-of-Thought of MLLM [83.7]
視覚的コンテキスト獲得と論理的推論の集約は、視覚的推論タスクに取り組む上で重要であると我々は主張する。 我々はCantorと呼ばれる革新的なマルチモーダルCoTフレームワークを提案し、その特徴は知覚決定アーキテクチャである。 提案手法の有効性を実証し,マルチモーダルCoT性能の大幅な向上を示した。
論文 参考訳(メタデータ) (Wed, 24 Apr 2024 17:59:48 GMT) - マルチモーダルなCoTフレームワークの提案、様々なMLLMで有効
- リポジトリはCantor (ggg0919.github.io)