AIベースの意思決定支援ツール(ADS)と利用者の経験

  • Improving Human-AI Partnerships in Child Welfare: Understanding Worker Practices, Challenges, and Desires for Algorithmic Decision Support [37.0]
    児童福祉機関の一連のインタビューから得られた知見を,現在どのようにAI支援による児童虐待スクリーニングの意思決定を行っているかを理解するために提示する。 我々は,(1)AIモデルが捉える以上のリッチで文脈的な情報に対する労働者の信頼,(2)AIモデルの能力と限界に対する信念,(4)アルゴリズム的予測とそれ自身の意思決定目標との相違点の認識によって,労働者のADSへの信頼がいかに導かれるかを観察する。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Tue, 5 Apr 2022 16:10:49 GMT)
    • 児童福祉機関におけるAI活用意思決定支援ツール利用者へ面接と状況調査を行い、実際にどのような活用がされているか整理した論文。対象はAllegheny Family Screening Toolで児童虐待ホットラインに来た内容の優先順位を付ける支援を行うものとのこと。
    • 「判断を強化するが、臨床判断を置き換えるのではなくサポートするツール」という主張、「ツールを過信するようになる」という指摘のどちらも完全に状況を捉えられておらずより複雑であるとのこと。
      • 良い内容でありぜひ読んでみるべきと思う。

PeaQA: Parameter, Efficient, Abstractive Question Answering

  • Parameter-Efficient Abstractive Question Answering over Tables or Text [60.9]
    QAシステムを求める情報の長期的な野望は、マルチモーダルなコンテキストを推論し、ユーザクエリに対する自然な回答を生成することである。 メモリ集約型事前学習言語モデルは、構造化されていないテキストや構造化テーブルのような特定のモードでQAデータ上のモデルを微調整することで、QAのような下流タスクに適応する。 パラメータ効率の良いアダプタは、トランス層間の小さなタスク固有のボトルネック層を加算し、訓練する。
    論文  参考訳(メタデータ)  参考訳(全文)  (Thu, 7 Apr 2022 10:56:29 GMT)
    • 構造化表データと非構造化テキストデータの両方を扱え、パラメータ効率の高いアーキテクチャの提案。 tabular QA ではSoTA、textual QA でも競争力のあるパフォーマンスを達成とのこと。

EntSUM: Entity-Centricな要約データセット

  • EntSUM: A Data Set for Entity-Centric Summarization [27.8]
    制御可能な要約は、ユーザが指定した側面や好みを考慮に入れた要約を提供することを目的としている。 本稿では、制御可能な要約のための人間アノテーション付きデータセットEntSUMを紹介し、制御の側面として名前付きエンティティに焦点を当てる。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Tue, 5 Apr 2022 13:45:54 GMT)

Learning-to-rankとGBDT

  • Which Tricks are Important for Learning to Rank? [21.6]
    現在、最先端のLTR(Learning-to-rank)手法は、勾配型決定木(GBDT)に基づいている。 最もよく知られているアルゴリズムは10年以上前に提案されたLambdaMARTである。本稿では,これらの手法を統一的に解析する。 その結果、学習からランクへのアプローチの洞察を得て、新しい勾配アルゴリズムを得ることができた。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Mon, 4 Apr 2022 13:59:04 GMT)
    • 実用上重要なLearning-to-rankについて比較検討した論文。YetiRank が優れているとの結論。
    • (Yandexの論文でもあり)Catboostで利用可能のよう。

Socratic Model: モデル間の対話を通したマルチモーダル

  • Socratic Models: Composing Zero-Shot Multimodal Reasoning with Language [49.8]
    大規模な基盤モデルは、トレーニングされたデータのドメインによって、ユニークな機能を示すことができます。 このモデルの多様性は共生的であり,構造化ソクラテス対話を用いたAIシステム構築に活用可能であることを示す。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Fri, 1 Apr 2022 17:43:13 GMT)
    • 複数のモデルが通信をしてfine tuning無しでタスクを解く方法の提案。プロンプトが流行しているのを見るにこのようなことは可能なんだろうが、ゼロショットの組み合わせは汎用人工知能っぽい未来を感じる。
    • リポジトリはSocratic Models: Composing Zero-Shot Multimodal Reasoning with Language