なんとか of Thoughts、Chain of なんとかというタイプの改善手法提案は多い。
- Buffer of Thoughts: Thought-Augmented Reasoning with Large Language Models [65.5]
Buffer of Thoughts (BoT) は、斬新で多目的な思考補足的推論手法である。 そこで我々はメタバッファーを提案し,一連の情報的高レベルの思考を記憶する。 各問題に対して、関連する思考タイミングを検索し、特定の推論構造で適応的にインスタンス化する。
論文 参考訳(メタデータ) (Thu, 06 Jun 2024 17:22:08 GMT) - メタバッファにあるThought template を使用しながら深く試行していく手法の提案。ToTなどを上回る性能を主張。メタバッファ自体を更新していくアーキテクチャで評価が難しそうな気がする。
- リポジトリはGitHub – YangLing0818/buffer-of-thought-llm: Buffer of Thoughts: Thought-Augmented Reasoning with Large Language Models
- Chain of Agents: Large Language Models Collaborating on Long-Context Tasks [39.3]
CoA(Chain-of-Agents)は、自然言語によるマルチエージェントコラボレーションを利用して、情報集約とコンテキスト推論を可能にする新しいフレームワークである。 CoAは読み出しと推論をインターリーブすることで入力全体を処理し、各エージェントに短いコンテキストを割り当てることで、長いコンテキストのフォーカス問題を軽減します。
論文 参考訳(メタデータ) (Tue, 04 Jun 2024 23:36:08 GMT) - 主に長いコンテキストの問題に対応するためのマルチエージェントなフレームワークの提案。長いデータをチャンクに分けワーカエージェントに処理させ(シーケンシャルな通信を含む)、マネージャーエージェントが取りまとめるような動作。よく使われるRAGより高性能であるとのこと。