Gemma3, Command A, OLMo 2 32B, ERNIE 4.5 & X1

ずっと週刊LLMという状態だが、先週のGemma3の発表は大きなニュースだった(Gemma 3: Google’s new open model based on Gemini 2.0)。寛容なライセンスの公開モデルで性能も強力。今後LRM化するのだろうと思うと非常に期待が持てる。NCではあるがCohereのCommand Aの発表(Introducing Command A: Max performance, minimal compute)もあった。

Ai2からはOLMo 2の32B版が発表されている(OLMo 2 32B: First fully open model to outperform GPT 3.5 and GPT 4o mini | Ai2)。こちらはモデル構築過程や使用したデータセットを含め多くを公開している点が特徴でモデルのみを公開しているモデルよりもオープンである。

OpenAIからはエージェント開発に有用なAPIやツールが公開されている(エージェント開発のための新たなツール | OpenAI)ように、活用・運用には周辺ツールもとても重要になるが、ローカルLLMへの期待は高まっているように感じる。

BaiduからはERNIE 4.5とLRMのX1が発表される(XユーザーのBaidu Inc.さん: 「We’ve just unveiled ERNIE 4.5 & X1! 🚀 As a deep-thinking reasoning model with multimodal capabilities, ERNIE X1 delivers performance on par with DeepSeek R1 at only half the price. Meanwhile, ERNIE 4.5 is our latest foundation model and new-generation native multimodal model. https://t.co/cLKVHYvbzw」 / X)など商用APIでも激しい競争が続く。

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