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- Breaking Down Multilingual Machine Translation [74.2]
マルチ言語学習は一般にエンコーダにとって有益であるが,ローソース言語(LRL)ではデコーダにも有益であることを示す。我々の LRLの多言語モデルと一対多モデルは、Aharoniらによって報告された最良の結果よりも優れています。
論文 参考訳(メタデータ) (Fri, 15 Oct 2021 14:57:12 GMT)- マルチリンガルな学習の効果をエンコーダ、デコーダに分けて分析した論文。多言語トレーニングは「ローリソースな言語ではエンコーダとデコーダの両方にとって有益」「そうでない場合はエンコーダにとってのみ有益」とのこと。また、複数言語間のパラメータ共有状況を分析し言語クラスタの修正など改善方法を提案、効果を確認している。
- Multitask Prompted Training Enables Zero-Shot Task Generalization [70.1]
本研究では,一般的な自然言語タスクを人間に読まれる入力形式にマッピングするシステムを開発した。 様々なタスクをカバーしたマルチタスクミックス上に,事前学習したエンコーダ・デコーダモデルを微調整する。 このモデルは、いくつかの標準データセット上で強力なゼロショット性能を達成し、しばしば16倍のサイズのモデルより優れている。
論文 参考訳(メタデータ) (Fri, 15 Oct 2021 17:08:57 GMT)
- ContraQA: Question Answering under Contradicting Contexts [86.0]
矛盾する文脈下でのQAモデルの振る舞いを調査し,QAモデルに対する誤報のリスクについて検討する。 質問応答と誤情報検出を統合した対応策として,誤情報認識型QAシステムを構築した。
論文 参考訳(メタデータ) (Fri, 15 Oct 2021 01:55:18 GMT)- SQuADをベースに偽情報を混在したQAを作成、評価。既存のQAシステムの性能が大幅に劣化することを確認。実用上はfake news検知のようなものを内包しないといけないのだろうと思いつつ、人間でも難しいタスクが設定されつつある状況が興味深い。
- データ等は公開予定とのこと。
- A Few More Examples May Be Worth Billions of Parameters [26.1]
モデルパラメータ数の増加とラベル付き例数の増加のダイナミクスについて検討する。 オープンな質問応答タスクでは、トレーニングセットを拡大してもパフォーマンスは向上しない。 対照的に、分類、抽出的質問応答、および複数の選択タスクは、追加の例から非常に恩恵を受けており、数百のサンプルを集めることは、しばしば数十億のパラメータ分の価値がある。
論文 参考訳(メタデータ) (Fri, 8 Oct 2021 20:51:52 GMT)- 内容は論文中の図が分かりやすく、データを増やすよりパラメータを増加させた方が精度向上に効果がある場合(例:オープンなQA)を報告している。
- データ収集を頑張るべきかモデルサイズを大きくするなどモデル側を頑張るべきかは良く議論になる。普通は前者の方が効果的とされることが多いが、実証的に確認するべきであることを再認識する報告。論文中に指摘がある通りオープンQAの形式にするな(難しいタスクに落とし込むな)という点も重要。
- Symbolic Knowledge Distillation: from General Language Models to Commonsense Models [38.3]
一般的な言語モデルは、コモンセンスモデルを訓練するための知識グラフを作成できる。 ニューラルモデルに加えて、記号的にテキストとして知識を蒸留する。 人間が作成したコモンセンス知識グラフが、私たちの自動蒸留変種に取って代わられるのは初めてです。
論文 参考訳(メタデータ) 参考訳(全文) (Thu, 14 Oct 2021 06:50:19 GMT)- GPT-3からデータを抽出、フィルタリング等により高品質化してGLMからのナレッジグラフを作成。量・質・多様性の観点で人が作成したものを上回り、元のGPT-3を上回るモデルが構築できたとのこと。「Machines can now win over humans for automatic knowledge graph construction.」というfindingsは興味深い。
- SpeechT5: Unified-Modal Encoder-Decoder Pre-training for Spoken Language Processing [77.5]
本稿では,自己教師付き音声/テキスト表現学習のためのエンコーダ・デコーダ事前学習を探索する統一モーダルなSpeechT5フレームワークを提案する。 SpeechT5フレームワークは共有エンコーダデコーダネットワークと6つのモーダル固有(音声/テキスト)プレ/ポストネットで構成されている。 テキスト情報と音声情報を統一的な意味空間に整合させるため,テキストとテキストをランダムに混合したクロスモーダルベクトル量子化法を提案する。
論文 参考訳(メタデータ) (Thu, 14 Oct 2021 07:59:27 GMT)- T5に似た事前学習モデルを音声向けに構築、ASR、TTS、VC、SIDなど複数のタスクで効果を確認とのこと。TextlessNLPのような流れに向けた一歩になるのだろうか。
- ASR: Automatic Speech Recognition
- TTS: Text-To-Speech
- VC: Voice Conversion
- SID: Speaker IDentification
- Cross-Lingual GenQA: A Language-Agnostic Generative Question Answering Approach for Open-Domain Question Answering [77.0]
オープン検索生成質問回答(GenQA)は、高品質で自然な回答を英語で提供することが証明されている。 我々は多言語環境に対するGenQAアプローチの最初の一般化について述べる。
論文 参考訳(メタデータ) (Thu, 14 Oct 2021 04:36:29 GMT)- 複数の言語で一般的な質問に回答可能なモデルの提案。単言語のモデル:MONOLINGUAL GENQA、多言語のモデル:MULTILINGUAL GENQA、複数言語の回答を合成するCROSSLINGUAL GENQAを比較、単言語モデルよりも優れている場合があることを示している。
- 言語間差異が大きく興味深い実験・結果だが(論文中にも指摘がある通り)途中に機械翻訳を挟んだ影響が気になる。
- ConditionalQA: A Complex Reading Comprehension Dataset with Conditional Answers [93.6]
条件付き回答を含む複雑な質問を含む質問回答データセットについて述べる。 このデータセットを ConditionalQA と呼びます。 本稿では,既存のQAモデルの多く,特に回答条件の選択において,ConditionalQAは困難であることを示す。
論文 参考訳(メタデータ) (Wed, 13 Oct 2021 17:16:46 GMT)
- Dict-BERT: Enhancing Language Model Pre-training with Dictionary [42.1]
事前学習型言語モデル(PLM)は,大規模コーパス上で自己指導型学習タスクを行うことで,普遍的な言語表現を学習することを目的としている。 本研究では,辞書におけるレアワードの定義を活用することで,言語モデル事前学習の強化に焦点をあてる。 入力テキストシーケンスとまれな単語定義間の単語と文レベルのアライメントに関する2つの新しい自己教師付き事前学習タスクを提案する。
論文 参考訳(メタデータ) (Wed, 13 Oct 2021 04:29:14 GMT)- Wiktionaryを使用してレアなワードの定義をテキストの末尾に連結することで事前学習モデル(の下流タスクにおける)性能が向上したとの報告。実際に人間が辞書を引いているような動きであることが興味深い。
- Improving Gender Fairness of Pre-Trained Language Models without Catastrophic Forgetting [51.3]
本稿では,GEnder Equality Prompt (GEEP) という新しい手法を提案する。 GEEPは、凍結言語モデルに基づく性別バイアスを減らすための性別関連プロンプトを学習する。
論文 参考訳(メタデータ) 参考訳(全文) (Mon, 11 Oct 2021 15:52:16 GMT)- 事前学習モデルにおける職業を表す単語にはジェンダーバイアスがあること、例えば外科医は男性の職業とみなされることがある。この論文では「性中立データセット」を作成後に再学習するのではなく、元の事前学習モデルを凍結、学習可能パラメータ(職業を表すtoken embedding部分)を追加したうえでその部分だけを再学習することで性能劣化を避けながらジェンダーバイアスを軽減可能と報告している。