UltraTool

  • Planning, Creation, Usage: Benchmarking LLMs for Comprehensive Tool Utilization in Real-World Complex Scenarios [96.0]
    UltraToolは、ツール利用におけるLarge Language Modelsの能力を改善し評価するために設計された、新しいベンチマークである。 現実の複雑さを強調し、効果的な問題解決のために正確で多段階の計画を必要とする。 以前の作業とは異なり、計画中に事前に定義されたツールセットの制限を取り除く。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Tue, 30 Jan 2024 16:52:56 GMT)
  • ツールの利用計画や実行などエージェント的動作のためのツール利用ベンチマーク。Tool Creationが入っているのが特徴的に思える。
  • 現状のベンチマーク結果はさすがのGPT-4という感じではあるが、各モデルに得意不得意があるように見えるのが興味深い。
  • リポジトリはJoeYing1019/UltraTool: Planning, Creation, Usage: Benchmarking LLMs for Comprehensive Tool Utilization in Real-World Complex Scenarios (github.com)

DebugBench

  • DebugBench: Evaluating Debugging Capability of Large Language Models [89.1]
    DebugBench – LLM(Large Language Models)のベンチマーク。 C++、Java、Pythonの4つの主要なバグカテゴリと18のマイナータイプをカバーする。 ゼロショットシナリオで2つの商用モデルと3つのオープンソースモデルを評価する。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Thu, 11 Jan 2024 11:48:36 GMT)
  • デバッグ性能を評価する大規模なベンチマーク
  • 「The experimental results reveal that while closed-source models are less effective compared to human performance, open-source models struggle to yield efficient outcomes in debugging tasks.」という結果で既存のOSSモデルはゼロショットでのデバッグができず、GPT-4でも十分とはいいがたい結果のよう。
  • リポジトリはthunlp/DebugBench: The repository for paper “DebugBench: “Evaluating Debugging Capability of Large Language Models”. (github.com)

TOFU: Task of Fictitious Unlearning

  • TOFU: A Task of Fictitious Unlearning for LLMs [99.9]
    Webからの大量のコーパスに基づいてトレーニングされた大規模な言語モデルは、法的および倫理的懸念を提起する機密データやプライベートデータを再現することができる。 トレーニングデータに存在する情報を忘れるためにモデルをチューニングするアンラーニングは、トレーニング後のプライベートデータを保護する手段を提供する。 未学習の理解を深めるためのベンチマークであるTOFUを紹介する。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Thu, 11 Jan 2024 18:57:12 GMT)
  • LLMに対するTask unlearningのベンチマーク。事前学習に存在しないデータをfinetuning で入れてunlearningできるかを評価するようなアプローチ。既存の手法は効果が薄いという結果。
  • 「With that and our claim that existing unlearning tools are mostly ineffective, we pose the question of whether or not existing alignment tools work.」は重要な指摘で、多くのモデルでjail breakが可能なことから見てもalignmentで安全なシステムを作ろうとするアプローチは無理筋なんじゃないかと思わなくもない。
  • リポジトリはTOFU: A Task of Fictitious Unlearning for LLMs (locuslab.github.io)

SimulateBench

  • How Far Are We from Believable AI Agents? A Framework for Evaluating the Believability of Human Behavior Simulation [49.2]
    我々は,AIエージェントの信頼性を評価するための2つの指標,一貫性と堅牢性,およびベンチマークであるSimulateBenchを紹介する。 エージェント (i) が長文入力を提示した場合の文字情報の正確な描写に苦慮していること, (ii) プロファイルの摂動に対する脆弱性を示すこと, (iii) 全体としての信頼性に影響を及ぼす重要な要因に大きく影響していること,などが判明した。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Thu, 28 Dec 2023 16:51:11 GMT)
  • AIエージェントの一貫性(Consistency )と頑健性(Robustness )を計測するベンチマークの提案。一貫性、がん形成の定義は「Consistency measures whether the LLMs’ generated human behavior accurately depicts the identity information; Robustness measures whether the generated human behavior will be influenced by the perturbation in the profile.」とのこと
  • リポジトリはhttps://github.com/GAIR-NLP/GPTMan

T-Eval

  • T-Eval: Evaluating the Tool Utilization Capability Step by Step [69.6]
    大規模言語モデル (LLM) は様々なNLPタスクにおいて顕著な性能を達成した。 LLMのツール活用能力の評価と分析方法はまだ未検討である。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Thu, 21 Dec 2023 17:02:06 GMT)
  • LLMによるツール活用能力のベンチマーク、INSTRUCT、PLAN、 REASON、 RETRIEVE、 UNDERSTAND、REVIEWを測る構成。GPT-4がさすがのスコアだが、性能には結構なムラがあるよう。GPT-4のREVIEW能力の高さが気になるところ。
  • リポジトリはGitHub – open-compass/T-Eval: T-Eval: Evaluating Your LLMs on Tool Utilization Step by Step

NoMIRACL: Knowing When You Don’t Know for Robust Multilingual Retrieval-Augmented Generation

  • NoMIRACL: Knowing When You Don’t Know for Robust Multilingual Retrieval-Augmented Generation [92.5]
    Retrieval-augmented Generation (RAG) は、外部の知識ソースを活用して、事実の幻覚を減らすことで、大きな言語モデル(LLM)を出力する。 NoMIRACLは18言語にまたがるRAGにおけるLDM堅牢性を評価するための人為的アノテーション付きデータセットである。 評価の結果,GPT-4はフランス語や英語などの高リソース言語で頻繁に幻覚を呈することがわかった。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Mon, 18 Dec 2023 17:18:04 GMT)
  • RAGにおける頑健性のマルチリンガルなベンチマーク。 hallucination rateとerror rateがメトリクス。GPT-4のbase lineがあるが「GPT-4 achieves a high 33.2% hallucination rate on the non-relevant subset and 14.9% error rate on the relevant NoMIRACL split, highlighting that GPT-4 finds it challenging to dismiss non-relevant passages over relevant passages in first-stage retrieved information.」と十分とは言えなさそうな結果。日本語はhallucination rateが高くerror rateが低い結果となっている。
  • リポジトリはproject-miracl/nomiracl: A multilingual dataset to evaluate LLM robustness in RAG setup against first-stage retrieval errors on 18 languages. (github.com)

PromptBench

  • PromptBench: A Unified Library for Evaluation of Large Language Models [33.8]
    大規模言語モデル(LLM)を評価する統合ライブラリであるPromptBenchを紹介する。 プロンプト構築、プロンプトエンジニアリング、データセットとモデルのローディング、敵のプロンプトアタック、動的評価プロトコル、分析ツールなど、研究者が使いやすく拡張した重要なコンポーネントで構成されている。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Wed, 13 Dec 2023 05:58:34 GMT)
  • LLM(に対するプロンプト)の評価を行うためのフレームワーク。簡単に使えそう&便利そう
  • リポジトリはGitHub – microsoft/promptbench: A unified evaluation framework for large language models

SciGuardとSciMT-Safety

  • Control Risk for Potential Misuse of Artificial Intelligence in Science [85.9]
    我々は、科学におけるAI誤用の危険性の認識を高めることを目的としている。 化学科学における誤用の実例を取り上げる。 我々は、科学におけるAIモデルの誤用リスクを制御するSciGuardというシステムを提案する。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Mon, 11 Dec 2023 18:50:57 GMT)
  • 科学におけるAI誤用の危険性を防ぐフレームワークを提案。化学分野での具体的検討して有毒物質の合成経路を出させるものを挙げている。
  • 上記を防ぐため規制ガイドラインデータベースなどを中に持つSciGuard フレームワークを提案。同時にベンチマークとしてSciMT-Safetyを提案。「The SciMT-Safety dataset comprises hundreds of refined red-teaming queries that span the fields of chemistry and biology.」とのこと。不公正・攻撃性の高い言動や違法行為に関するような社会的な誤用に対するベンチマークはよく見るが、科学分野におけるベンチマークは珍しい。
  • ベンチマークはGitHub – SciMT/SciMT-benchmarkで公開予定とのこと。

CyberSecEval

  • Purple Llama CyberSecEval: A Secure Coding Benchmark for Language Models [41.1]
    本稿では,Large Language Models (LLMs) のプログラミングアシスタントとしてのサイバーセキュリティを促進するために開発された,包括的なベンチマークであるCyberSecEvalを提案する。 CyberSecEvalは、2つの重要なセキュリティ領域におけるLSMの徹底的な評価を提供する。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Thu, 7 Dec 2023 22:07:54 GMT)
  • セキュリティ関連のベンチマークとして「安全でないコードの生成」「サイバー攻撃の支援に対するコンプライアンス」を評価するもの。Purple Llama CyberSecEval: A benchmark for evaluating the cybersecurity risks of large language models | Research – AI at Metaの立ち上げに伴うもの。
  • 「On average, LLMs suggested vulnerable code 30% of the time over CYBERSECEVAL ’s test cases. Furthermore, models complied with 53% of requests to assist in cyberattacks on average across all models and threat categories.」とのことで道はながそう。GPT-4であれば大丈夫という結果でもない。
  • リポジトリはPurpleLlama/CybersecurityBenchmarks at main · facebookresearch/PurpleLlama · GitHub

Ego-Exo4D

  • Ego-Exo4D: Understanding Skilled Human Activity from First- and Third-Person Perspectives [194.5]
    多様な大規模マルチモーダルビデオデータセットとベンチマークチャレンジであるEgo-Exo4Dを提案する。Ego-Exo4Dは、熟練した人間の活動を同時に捉えたエゴセントリックでエゴセントリックなビデオを中心にしている。 世界の13都市から800人以上の参加者が131の異なる自然シーンでこれらの活動を行った。
    論文  参考訳(メタデータ)   (Thu, 30 Nov 2023 05:21:07 GMT)
  • マルチモーダル認識のための基礎データセットの提案、1400時間超と大規模
  • プロジェクトサイトはEgo-Exo4D (ego-exo4d-data.org)